昨晩、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した昨年12月期の製造業景気指数は47.7。11月期の50.8から低下したことよりも、指数が、好況・不況の分かれ目とされる50を下回ったことから、米株価は暴落。円の買い戻しが進み大幅な円高。(年末年始の薄商いに乗じて、どん欲なファンドが株の空売りと円買いを仕掛けたことも大きい。お盆と正月は日本人の資産が欧米のやからに食い尽くされることが多いので注意が必要だ、つーかおいらもやられた。w)
ま、世界経済が恐慌に陥らない限り、そりゃいいんだが、困るのは、世界の投機マネーが、株や債券から逃げ出して、原油、食料、金属資源等の先物市場に流れ込み、結果、物価が高騰し、スタグフレーションが進行してしまうこと。
とかなんとか心配してたら、米給与計算サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)がつい先ほど発表した、昨年12月期の政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比4万人増となったことから、円安、欧州株価上昇、原油急落に転じた。なにもかもが、アメリカの経済指標によって決定される状況は当分続いていきそうだ。世界が早くアメリカから自立することを願おう。
後記
原油100ドル、仕掛け人は1人=英紙
なんだ、こういうことか。人騒がせなことだな。w
(画像は、米ドル/円の60分足チャート。)
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