国と地方の借金の合計、初めて1000兆円超…06年度末
財務省が25日発表した2006年度末の国債や借入金などを合わせた国の借金(債務)の残高は前年度より0・8%増えて834兆3786億円と過去最高に達した。
地方の債務残高と合わせると約1001兆円となり、初めて1000兆円を超えた。
国は06年度の税収見込みの約49兆円に対し、約17倍の借金を背負っている計算になる。赤ちゃんも含めた国民1人あたりの借金残高は、国だけで653万円、国と地方を合わせると783万円になる。06年度末の地方自治体全体の債務残高は約201兆円となる見通し。国と地方の債務残高を加え、そこから交付税特別会計の国・地方重複分(約34兆円)を差し引くと約1001兆円となる。
(2007年6月25日22時2分 読売新聞)
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