
大沢のジェンダー=社会政策論の骨子をさくっと通覧するのに役立つブックレット。
立論が少々雑だが、あるべき生活保障の骨組みを俯瞰できる。
目次
1 日本経済こそが危機―回復のカギは女性の就業率アップ?
2 現実を直視しなかった旧政権
3 生活保障システムというアプローチ
4 「生きにくい」国ニッポン
5 所得と雇用は
6 ジェンダーこそが問題だ
7 政府は何をしてきたか/何をしてこなかったか
8 生活の協同に根ざした福祉政府を
構造改革は、日本社会の貧困と社会的排除を拡大した。機能不全に陥った生活保障のしくみを立て直すにはどうしたらいいのか。つまずいて落ち込んでも、さりげなく寄り添ってくれる人がいる。ひとり暮らしでも大丈夫!――人々が支えあい、性別、年齢、障がいの有無等を問わず、誰もがその人らしく生きられる社会を構想する。
最新の画像もっと見る
最近の「本」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事