やがて神経症はおさまったものの、潔癖症はいまでも治っていない。具体的には次のような症状を呈す。
○トイレのドアはじかに触れない。ハンカチもしくはタオルを使う。
○2時間おきには手を洗う。
○鼻の穴と耳の穴は一日二回掃除する。(さっきも右耳のなかを綿棒でこすりすぎて出血した。)
等々。
これらの潔癖症が子どものころの強迫神経症に由来し、神経症はすぐぶち切れて烈火のごとく怒り出す父親のいる家庭で育ったのが原因だと思うが、ほんとうのところは自分自身にもわからない。
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このじじいもすぐぶち切れるどうしようもない男だったのだろう。
ぶち切れる人間は卑劣で醜悪だ。こいつらの多くは、キレたら相手が恐怖を感じ萎縮するのを計算づくだ。キレても相手が意のままにならなくなったら、このじじいのようにぬっころす。
少年のころ、母から言われた言葉を思い出す。「おまえはきちがいの血をひいているのだから・・・(云々)」。まあ、しかし、暴力を嫌悪し、自らの衝動を抑える努力を積んだら、わたしのような基地外の末裔でも、まったくキレずに社会生活をおくることは可能だ。
自分の耳をかきすぎて出血するのは無害だが、キレる自らを恥じ衝動を抑制する努力をしない人間は諸悪の根源だ。
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