フォトジャーナリストとしての使命感と力量が遺憾なく発揮された一冊。
あらためて、住民を被曝にさらし続けてきた政府の罪業と、被災した人々の無念とをしかと胸に刻みたい。
目次
第1章 地震、そして事故発生
第2章 原発作業員は何を見たか
第3章 避難した人びと
第4章 事故の隠蔽とメディア
第5章 広がる放射能被害
第6章 子どもと学校
第7章 チェルノブイリから何を学ぶか
第8章 これからのこと
全世界に衝撃を与えた福島第一原発のメルトダウン事故。発生直後から現地取材を重ねてきた著者が、地元住民、事故処理に携わる作業員、避難した人びと、放射能の不安のなかで暮らす子どもたちの声を、克明に報告する。政府・東京電力は何を隠したのか。チェルノブイリ事故からいま学ぶべき教訓とは何か。写真多数。
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