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本と音楽とねこと

原発社会からの離脱

宮台真司・飯田哲也,2011,『原発社会からの離脱――自然エネルギーと共同体自治に向けて』講談社(新書,¥798)'11.11.23

自らかつて「原子力ムラ」に身を置いていた飯田哲也さんによるインサイダー情報が、実に興味深い。エネルギー政策の根本的転換は同時に社会のアーキテクチャーの改革をともなうものであることについて、とても説得力のある議論が展開されている。

目次
1章 それでも日本人は原発を選んだ
2章 変わらない社会、変わる現実
3章 80年代のニッポン「原子力ムラ」探訪
4章 欧州の自然エネルギー事情
5章 2000年と2004年と政権交代後に何が起こったか
6章 自然エネルギーと「共同体自治」
7章 すでにはじまっている「実践」

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