世界各国で、再生可能エネルギーの普及活動を行ってきたジェレミー・リフキン。その脱炭素社会の構想がこれ一冊で理解できる。
読んでおもしろいものではないかもしれないが、脱炭素社会の構想を、「エントロピー増大の法則」から解き明かすくだりはとても説得力がある。
産業ロボットやAIの発展にともなう雇用の減少は、再生可能エネルギーの生産、貯蔵、利用にともなう労働需要により補うことができるという点も含めて、本書には、未来社会をディストピアとして描くだけの文明論にはない希望が込められている。
自然エネルギーとネット社会が結ばれる新産業革命へ!自然エネルギーとネット社会が結ばれる水平パワー(ヨコの力)が、第三次産業革命を巻き起こす。エネルギー・経済・政治・教育・意識を変える、根源的な転換へのロードマップ!人類が地球生命圏と共存する持続可能な未来をつくるための実践の書。
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