貧困と孤立の淵にたたされながらも、しぶとく生き抜く女性たちのありようがとても印象に残った。こころから笑えるエピソードの数々も楽しい。ただ、当たり前だが、本書に登場する女性たちは、絶望に打ちひしがれながらも、自死せず、生き残った人たちである。
そのことをふまえて読めば、どんなに過酷な人生であっても、それなりの価値があることがわかるだろう。
目次
【第一部】非正規という働き方
【第二部】アラフォー女性と婚活
【第三部】生きづらさを抱えながら
【第四部】親の介護、その時どうする?
【巻末対談】「一人暮らし」が孤独を意味しない社会へ ―― 栗田隆子×雨宮処凛
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