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本と音楽とねこと

図解雑学 臨床心理学

松原達哉,2002,『臨床心理学』ナツメ社(¥1,365)'09.3.1

 図解雑学シリーズの一冊。わかりやすいのはいいのだが、小学生レベルの漢字にまでルビをうつのは度が越しているし、しかも「委嘱」を<イタク>としている(p.262)のは痛い。また、児童虐待が「急増」していると安易に決めつけ、その原因の第一に「虐待の連鎖」があるなどと断じ、貧困問題との関連について一切触れていないところからも、筆者たちのおつむの程度がわかるというもの。
 とはいえ、心理学科の新一年生が基本用語になれるのにはいい本だと思う。

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