生活保護ケースワークの貴重な実践記録。
ケースワーカーとして、誠実、実直に業務にあたってきた著者ならではの、悲喜こもごもの経験の一つ一つがとても興味深かった。
目次
第1章 「福祉」を食い物にした男
第2章 これでもかの「試練」
第3章 最凶の「野獣」との対決
第4章 「終着駅」の修羅場
第5章 「奇跡」のケースワーカー
第6章 体力・総力の「バックアップ作戦」
第7章 「最後の砦」の現場
第8章 本当に困ったときへの「指針」
車の当たり屋として保険会社から金を取りながら、生活保護費の不正受給をもくろむ覚醒剤常習者との対決。鉄道自殺した高齢者の遺体との対面。六時間もかかるゴミ屋敷の清掃。一升瓶で頭を割られ、血だらけのアルコール依存症患者の引き取り…。関西の福祉事務所で生活保護受給担当を十三年間務めた、熱く、強く、優しいケースワーカーの記録。
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