豊富な判例法理から、日本社会における労働法理が、「ジョブ型雇用契約」ではなく、「メンバーシップ型雇用契約」のそれとして確立してきたことがわかる好著。
非正規労働を、メンバーシップ型雇用に包摂していくこと、あるいは、ジョブ型雇用として、最低賃金を大幅に引き上げていくことが、労働問題、喫緊の課題だろう。
目次
1 日本型雇用システムと労働法制
2 雇用管理システムと法制度
3 報酬管理システムと法制度
4 労使関係システムと法制度
5 日本型雇用システムの周辺と外部
6 日本型雇用システムの今後
働く現実と法の関係をトータルに理解する。雇用管理、人事・賃金制度、労使関係など日本の特質と問題点を丁寧に解説した画期的入門書。
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