見出し画像

本と音楽とねこと

女性のいない民主主義

前田健太郎,2019,女性のいない民主主義.岩波書店.(8.28.2020)

 政治学の命題を、一つ一つ、ジェンダー間平等の視点からみて、どこがどう問題なのか、検証する。
 国会における女性議員の致命的な少なさが、他国との比較をとおして明確に指摘されてもいる。
 政治学という学問を、ジェンダー間平等の視点から組みかえんとするとともに、日本社会におけるジェンダー間平等の後進性について、深く再考させてくれる。

日本では男性に政治権力が集中している。何が女性を政治から締め出してきたのか。そもそも女性が極端に少ない日本の政治は、民主主義と呼べるのか。客観性や中立性をうたってきた政治学は、実は男性にとって重要な問題を扱う「男性の政治学」に過ぎなかったのではないか。気鋭の政治学者が、男性支配からの脱却を模索する。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「本」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事