住みなれた地域で、おひとりさまでも安心して逝ける看取りのしくみを、タイトルどおり、先進的な地域医療、地域福祉の実践を手がけてきた人々との対談をとおして模索する。
自宅もしくは、限りなく自宅に近い住環境のもとで、生涯を終えること、これは、だれしもが願うことであると同時に、社会保障を持続可能なものにしていくために必須の条件である。
上野さんの問題意識は明確で、上記のことに加えて、介護保険をどう変えていくのか、変わらないのだとしたらどう有効活用していくのか、興趣の尽きない切実な問いをめぐる議論が展開されている。
『おひとりさまの老後』の上野千鶴子が、在宅介護・看護・医療のフロントランナー11人に体当たり!在宅看取りのノウハウからコストまで、大胆に切り込んだ対談集。これで「おひとりさま」でも家で死ねる。
目次
第1章 おひとりさまの在宅死―山崎章郎
第2章 一周遅れのトップランナー―松村真司
第3章 大都市型退院移行の受け皿―英裕雄
第4章 在宅ケアがはぐくむ地域の力―秋山正子
第5章 施設サービスの地域デリバリー―小山剛
第6章 現場指揮官の闘い―高口光子
第7章 男心をつかむリハビリテーション―藤原茂
第8章 高齢者コミュニティをつくる―近山恵子
第9章 お愉しみから看取りまで、トータルケア引き受けます―柳本文貴
第10章 看取りのプロデューサー―柴田久美子
第11章 地域から生えてきたホームホスピス―市原美穂
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