寒いですね〜、曇りだと更に厳しいです。
真夏以外は、水耕栽培で貝割れ大根を育てているのですが、
寒すぎて成長が鈍いです。
昨年は、一晩で9割が発芽してましたが、
今は3日経っても1〜2割しか発芽しません。
発芽後もなかなか成長せず、
食べれるまでが異常に時間がかかってます。
実は、気温だけではなく、家自体も
いい作りではないので寒いというのもあるからです。
夏場は湿気がひどく、冬はとにかく寒い。
そんな家です。
さて、寒いということもあって、
育苗中の若過ぎる苗は、
しばらく暖房を入れた家の中に入れてますが、
日の当たる縁側でも地獄の寒さで、
9時半ごろまで待たないと置けません。
通常では、今から冬本番。
まだ1ヶ月半はこの寒さが続きそうです。
新しい環境に慣れるまでが大変な初年度で、
厳しい洗礼。
畑の作物同様に、
人間も新しい環境で寒さに耐えております。
庭の苗も畑に定植のタイミングを逸して
未だにたくさん残ってますが、
畑よりは、まだ生き残りが多いです。
周りの家や植木などが、
寒い風をさえぎっているからでしょう。
でも、さすがに耐えられなかったのが出てきました。
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そして、実験中の苗にこんな差も出てきました。
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同じサニーレタスですが、
セルトレイからポットに鉢上げを行なった苗です。
その際に、土を2種類、使いました。
土の中の肥料の差が少なくなるように、
玉ねぎで使用済みの育苗用の土(左)と、畑の土(右)です。
師匠が、おっしゃってました。
育苗の段階で、畑の土を混ぜて畑の環境に慣れさせると、
定植がスムースに行くらしいのです。
雑草の種も混ざったままで写真のように生えてきます。
今は寒すぎてあまり効果はありませんが、
育苗の時点から、雑草と競争させることも
大事らしいです。
土の中の肥料の差は多少はあるでしょうが、
自家製のものを水で薄めて平等にあげてます。
日当たりも平等です。
しかし、畑の土は、
水を一度あげた段階で土が固くなり、水はけもかなり悪い。
予想してましたが、ここまで違うとは・・・
根が、うまく呼吸出来ないせいかな?
いずれにせよ、畑の状況がそのまま再現され、
土作りの大事さを痛感させられてます。
時間と手間がかかることなので、すぐには無理ですが、
このままではいけません。
面積が広いので、工夫と根気が必要ですね。