昨日に引き続き曇り空で始まりましたが、
だんだんと日差しが出てきて暑い。
育苗トンネルを開けに戻ろうか？
昼間で大丈夫？
大変な午前中を過ごし、強い風の中で、色々と作業しました。
ところで、...
祝蕾...栽培してたの覚えてますか？
（昨日の作業内容のご紹介、またまた1日遅れです。）
アブラナ科の一種で高菜と同じ仲間。
一般的には子持ち高菜と言われている野菜です。
高菜の脇芽を収穫する野菜と思って下さい。
横から見れば普通の高菜っぽいですが、
上から見ると、”子持ち” って言いたくなる脇芽が見えます。
暖かくなって虫の食害が出始めてますが、
問題は寒さ（おそらく霜）に弱い事。
先っぽが傷んで汚いです...
葉も、かなり傷んでますね。
ハウスかトンネル、あるいは不織布を掛ければ大丈夫でしょうが、
その手間分ほどの付加価値をつけられはしないでしょう。
試食前に来年の続投はありません？...
でもキチンと収穫の仕方や、試食はやっておかないといけません。
もしかしたら、...って事もありますからね。
その収穫方法ですが、
適正なサイズに成長した脇芽から折り取って収穫するか、
株ごと収穫して、一気にバラす方法です。
今回は、後者で...
葉っぱは、高菜として食べられますが、寒さで傷んでしまってるし、
細かい部分をお見せしたいので、ほぼ全部取り除きました。
２０〜３０個の脇芽の集合体になりました。
右下部分の付け根を切ってみました。
見えるだけで１２〜１４個？...の脇芽がありますね、分かります？
畑ではここまで。
この先は家に持ち帰り、細かく分解しました。
手に持ってるのは中サイズですが、
株ごとだと、このように小さいサイズがかなり出てしまいますね。
メーカーさんのHPで紹介されてるのと同じ感じ。
ただし、私のは生育が悪くて茎があまり伸びてません。
この茎も、外皮をむいて食べれるそうですが、
私の茎は中が空洞になってて食べれませんでした。
この祝蕾ですが、内側の葉と脇芽は生でも食べられて、とても美味しいです。
脇芽の食感はコリコリしてて、高菜っぽい風味があります。
小さい脇芽はそのまま、大きいものは縦に割ったり、
スライスしたりして炒め物、煮物など試食しました。
（汚い写真でご勘弁）
さっと加熱すればコリコリの食感は残りますが、
じっくり火を通すと、トロッとなります。
どちらも美味しいですよ。
まだやってませんが、天ぷらも美味しそうでした。
微かな苦みと辛味が、春の食材だな〜〜〜って感じです。
スーパーではなかなかお目にかかれなくて、
産直に出てるぐらいらしいですが、
人気が出そうな野菜です。
しかし、やっぱりハウスかトンネル栽培が必須ですね。
温暖な地域なら、もしかしたら露地栽培いけるかも？
春の食材だな〜〜〜って感じといえば、...
白菜の菜花も収穫開始です。
最初の収穫分、甘くて美味しいでしょう。
そして、コレからどんどん脇芽が出てきます。
結球させるより、この方が美味しいかも。
食べるのもですが、出荷も...
コレ、すぐに食べました。
品種かな？...F1の種なんですが、
最初に栽培した白菜の菜花は、もっと甘かったな...残念。
最初から菜花狙いなら、美味しい品種を選んでみましょう。
今回はミニ白菜だったんです。
B畑のハヤトウリの棚も仕上げに入ってますが、
そちらは後日、ご紹介するとして、...
やった〜〜！ ハヤトウリも生きてました！
極寒の冬に突入前に、ドサっともみ殻を株元に盛っただけですが、
さすがもみ殻です、寒さから守ってくれました。
ソ〜ッと、どけてみたら、小さい芽が数本出てました。
よく頑張りましたね、...偉い！
その際に、まともに収穫できなかった白いハヤトウリですが、
他の場所へ移動させるために掘り起こしてみました。
あれっ？...芋を栽培してた？
そんな感じのものが出てきました。
この芋を持ち帰り、集めてファイリングしてた資料で調べると、
確かに、芋のような根塊が出来るとありました。
原産地のメキシコでは、この芋も利用するそうで、
デンプンが含まれてるそうです。
そして、コレを植えて栽培することも可能だそうです。
白の種瓜は確保できませんでしたが、コレがあれば栽培できます。
とりあえずプランターへ引越してもらいました。
もしかしたら、家の庭で栽培して、グリーンカーテンになるかも？
ここの地域で、食べたことがある方は全員、
白はダメ、青が美味しい。
でも、食べて確認したいですね〜〜。
青と白を１個ずつ詰め合わせでの
販売テストもしてみたいですね〜。
