京都•左京区 フェルデンクライス/アート/ダンサブルな暮らし

身体と芸術、社会とのつながりを実践しながら研究活動を行う。
発達教育学/ソマティクス教育/表現文化

楽器演奏とフェルデンクライス@レッスンカフェの場合2

2010-03-31 | Performing Artists

本日は、レッスンカフェ感想集2】

今回、フェルデンクライス初体験で両日ともレッスンに参加していただいた参加者さんより感想レポートをいただきました。



参考までに参加者さん本人より軽いご本人の紹介です。


●趣味で楽器を数種演奏し、人前でパフォーマンスを行う機会も年に数度いただい
ております。
●また、日頃デスクワーク主体の業務に就いており、あいにく時間の制約から身体
のメンテナンスは本人の望むほど継続できておりませんが、以前に約一年と短期
間ながら重点的にヨガのトレーニングを受けたのを機に、身体の変調に対しては
比較的敏感な方になったのではないかと自負しております。


さて、小林みゆさんの指導するレッスンは…

まずヒトの動作が「効率より習慣を優先」しており、またその習慣の中にいかに
無駄(=負担)が多いかご説明いただきました。続いてそれら悪習をリセット
し、体に正しい動作を覚えこませるためのトレーニングへと移行します。

みゆさん指導のもと「何度でも」「無理なく」継続できることを念頭に、特定の
部位を繰り返し動かします。時に少しアレンジを加えた動作を指示され、また基
本的な動作に戻るたびに、開始時より楽に身体を扱えていることを実感しました。

これらすべてが、レッスン・スタジオや公民館の貸し部屋とはまた違う、カフェ
のゆったりした空気の中で行われます。


2度のレッスンを通して毎回不思議だったのが、終了後に立ち上がってみると、
動作の対象となっていた部位に限らず、全身が軽くなり歩行も楽になっていたこと。

レッスンの中でことさら強調はされませんでしたが、後に調べましたところ「気
付き」というのがフェルデンクライスにおける一つのキーワードになっているそ
うです。みゆさんがゆったりとした間合いの中で指示する動作の一つ一つが、全
身を自律的にリラックスするよう気付かせるのに功を奏するようです。


例えば、気がつけばウッカリ肩をこらせていた…という経験をお持ちの方は、普
段ラクにしているつもりでも、どこか体に負担をかけたままお過ごしで、日常の
身体動作を改善する余地があるものと思われます。

プロ/アマを問わずスポーツに携わる方、楽器奏者、そのほか精微な身体動作を
要求される方々はもちろんのこと、習慣から無意識に身体に掛けている負担に気
付きたい、取り除きたいという方にもぜひ一度レッスンを体験していただきたく
思います。マッサージなど外部の力で「一時的に」体を解きほぐしてもらった後
のとは、また違った身の軽さをレッスン後には味わえることでしょう。

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詳細にわたり、感想をありがとうございます。レッスンカフェでは、何より学ぶための環境を大切にしております。心身ともに、居心地よく、無理なく、安全な場所=その環境さえあれば、どなたでも何かに気づき、発見するきっかけや変化をもたらす機会を持つことができる!!

~Improve movement. Improve LIFE.

これからも、主催者も参加者も共に 居心地よく、優雅に過ごせる場を作り上げていきたと思います。

第2回の開催は、
 5月13日と27日(木)です。
 引き続き、演奏とレッスンに興味のあるゲスト表現者、

当日スタッフとしてレッスンカフェを共に運営してい
ただける フェルデンクライスを勉強中の学生ボランティアスタッフを募集しています。皆さんの参加をお待ちしております。


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