京都•左京区 フェルデンクライス/アート/ダンサブルな暮らし

身体と芸術、社会とのつながりを実践しながら研究活動を行う。
発達教育学/ソマティクス教育/表現文化

【舞踊学会第19回定例研究会】「舞踊作品創作プロセスにおけるフェルデンクライスメソッドの可能性」

2014-05-27 | Performing Artists
ご縁あって、
舞踊学会第19回定例研究会にて、ソマティック実践とダンスの可能性についてパネラーとして発表します。

正直、私自身
思えばこんなことが作品つくり関連していたんだな~とパネラーになる機会を頂いたことで気付いた点も沢山あります。
今となっては、私はこんな風にソマティックを体現し、ソマティックをバックグラウンドに働き、創作し、生活することでモノ、人、社会と循環するようになっていたのだと実感しています。

この様にまじまじとまとめる機会を下さった京都女子大学の原田先生に大感謝です。
さ~、これから更に心躍るプレゼンになるよう準備しますね~☆



参加を検討して下さっているみなさまへ

★前後に、参加者同士の対話の時間を準備しようと計画中。
★ソマティック、ダンスに馴染みの無い方にも参加していただきやすい空気感を創りだせる様に工夫しますので表現活動に馴染みの無い方も気軽にご参加ください。
★他にも興味深い発表内容があります。(追ってお伝えします。)

凸凹凸凹

舞踊学会第19回定例研究会
京都女子大学
2014年6月15日 15:00~ 例会自体は、朝から終日行います。
(14日に小林が参加した5月の国際ソマティック教育シンポジウムの勉強会も企画中です)

<シンポジウム>「ソマティックムーブメントとダンス」

<司会進行>原田奈名子(京都女子大学)

<パネリスト>

◎芳野香(スタジオK主催・アレクサンダーテクニーク公認指導者)

◎小林みゆき(Movement Art主宰フェルデンクライス公認プラクティショナー)


Movement Art主宰 小林みゆき
 
タイトル:「舞踊作品創作プロセスにおけるフェルデンクライスメソッドの可能性」

医療従事者、作業、理学療法士の間で身体機能向上等の訓練として活用されるフェルデンクライスメソッドであるが、舞踊作品におけるクリエーションのプロセスにおいてもその活用のポテンシャルは高いと考えフェルデンクライス的哲学を応用して創作活動を継続してきました。

今発表では、メソッドの動作哲学と原理を舞踊作品の創作プロセスにおいていかに活用可能か事例を上げながら紹介します。

創作プロセス①
■身体トレーニングとして
 
機能的統合(Functional Integration)を活用する①
【トレーニングの目的が動きの質の向上としたケース】
 
創作プロセス②
■新たな振り付けや動きの可能性を探る
機能的統合(Functional Integration)を活用する②
②非言語コミュニケーションの選択肢を工夫する
③既成の動きや習慣に気付き振り付け化する
④既成を崩し、初期化し、新たな動きを創作する(アップデート作業)

■作品の意図、役割、意義を決定する
1.社会的役割を持った作品テーマの決定
【既成概念の違和感、現在の肯定的な心地よさを倍増させメッセージ化させるケース】
 
【作品事例1】 I wish I had no head. @ Electric Lodge Los Angeles USA

2.対象鑑賞者の選択

【作品事例2】みみずのたわごと@障がい者劇団 劇団態変ホール

【作品事例3】決断のプロセス@ Impact Hub Kyoto (フリーランス社会起業スタートアップサポート団体) 
 
3.他、媒体を表現の方法として使用する表現者(コラボレーター)の選択
【作品事例4】Eclipse @西陣ファクトリーGarden
~光とコミュニケーションのプロジェクト~ (京都、アメリカ、ブラジルアーティストによる制作、発表)
 
4.発表の場の選択
【作品事例5】栖の瞬間@人と生活研究所 
 
5.まとめ
 
働く時間を身体トレーニングに活用することのメリットとデメリットについて

6.質疑応答/対話


この場が、表現文化の活動をより個人的で且つ社会的な広がりを見せる空間になります様に♫

    


 
 
まとめメモ
稽古方法
Theme:Primitive Reflex
Meso Theme:Dairy Movement
 
know what you do
notice what you sense discomfortable about 
help to Decide theme
対象者決める
快適
不快
go with pattern=習慣をやり尽くし、脳を満足させる、必要な動きが出てくる、初期化、空白、必要な場に出向いて動きをつくる、フレッシュな思考、知覚、感性で動きを制作すること可能。
 
①動きの原点と新しい振り付けの可能性を探る
Go with pattern= To be obvious about your own habitual way of moving and thinking, it allows you to have more choices in your movememt.
 
②ダンス以前の動作とモノモチベーション化の原理
③ダンストレーニングとしてのFunctional integrationの活用
 


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