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第1章
『酒場でデビュー』
*サティの代表作で1888年21歳の時の作品
*6歳のとき教会のオルガニストから音楽の手ほどきを受け
13歳でパリ音楽院に入学
しかし窮屈さを感じモンマルトルに行き着き
そこで酒場のピアニストとなり生まれた曲
第2章
『日常の音楽』
*ジムノペディは第1番~第3番までの3曲で構成され
同じ速さ同じリズムの繰り返しで山場もなく
ただひたすら反復の中を漂うメロディーが続く
「展開しない」「終わりのみえない」音楽
*ドラマチックな音楽に感じた違和感から
「人間の環境の中で音楽は自然に存在するべきだ」と語り
「音楽は壁の絵や椅子と同じように人間の生活に役立つ」との思想から
1920年には「家具の音楽」を発表
それは現代の環境音楽やBGMを生み出していく
最終章
『なんでもジムノペディ!』
*メジャー7のコードで2種類の和音を中心に展開