愛鼬たちと飼い主との回顧録!

総勢10フェレ天使たちと飼い主とが過ごした日々の回顧録です。

毎日の体重管理と健康チェックの必要性!

2010年10月02日 | イタチな日々


絵本を見るにはここをクリックして下さい!

(ご協力頂ける方はこのままの文章で構いませんのでブログに掲載お願い致します)

10月02日(土) 晴れ OFF  

 今日もとても良い天気なのですが、エアコンを切って

全ての窓を全開にしてもまだ暑いと感じます。

10月に入ってもまだ暑さを感じるのは異常ですね。



 それでも裏庭ではジャスミンの花びらは散ってしまいましたが、

植え替えたスジャさんからの献花は元気に根付いています。

 さて今日はフェレットの健康管理に関して

『毎日の体重管理と健康チェックの必要性』と言うのを、

4フェレ天使たちと現役組4フェレたちの実際のグラフを織り込んで

動画にまとめてみました。



 掲載までの編集に手間取ってしまいましたが

愛フェレたちの体重測定は寝る前に健康チェックは放牧の時や

仕事で朝出かける前にそれぞれ抱き上げて行います。
 
毎日の体重測定は面倒かも知れませんが習慣化させれば

どうって事はありません。

万が一飛ばしてしまった日などがあればその箇所は前回と

今回の測定数値のほぼ中間値を記載すれはOKです。

 現在病気中でステロイドの投薬をしている最中のフェレさんは

サインカーブの谷の部分が無くなって代わりに山の部分が

長く続くような変則的なカーブを描きます。

特にリンパ腫のような病気で抗がん剤を使用せずに

ステロイドで緩解期を維持して来た場合、いずれは

ステロイドも効かなくなって来る時がやってきますが、

その頃から体重もどんどん減っていきます。

そして今までの最低値を突き抜けて下がっていくようなら

そろそろお別れの時期が差し迫っていると判ります。

グラフではジャスミンにその傾向がはっきり表れています。

 一方同じく末期にリンパ腫を患ったのこちゃんの場合は

生きようとする執念が物凄い子で最後までご飯を食べ続け

逝く時まで体重は増加傾向のままでした。

 今までの体験から健康なフェレさん、投薬治療中でない

フェレさんというのは概ね定期的な体重の増減を体重の

10~15%の範囲内で繰り返しサインカーブを描きます。

 特にベビーからお迎えすると最初は何処まで増えるの

というくらいまで増加しますが、何処かで止まります。

そして止まってから今度は減少して行きますが、最初の

減少期は減少率が大きく飼い主も焦ります。

でも健康なフェレさんであれば下げ止まってからまた

増えていきます。

ただここで注目すべきは2度目の増加は最初の最高値を

下回って止まる事です。

2度目に達した最高値がそのフェレさんの本来のMAX体重と

思って差し支えありません。

その後はその2度目の最高値と最初に下げ止まったところを

往復するサインカーブになるようです。

 こうしてグラフも自動表示されるようにう体重と健康チェックの

カルテをそれぞれの個体で管理すると意外なものがたくさん

見えて来ます。

 ただ調子が悪そうだから医者に診せて安心してお仕舞いでは

いけないのだとポン太も過去に亡くした子たちから教えられました。

多くのフェレ飼いの皆さんにも是非毎日の体重管理と健康チェックを

実践して頂ければなあと願ってやみません。



最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今まだ出先なので… (スジャスジャ-タ)
2010-10-02 18:34:51
こんばんは(^^;;
動画は帰宅してからゆっくり観ますね。
ポン太さんの几帳面なところは学ぶところです。
フェレさん達の健康チェック本当に本当に大切だと思います。
決断力も必要ですね。
返信する
素晴らしい! (こがっち)
2010-10-02 21:19:39
悲しい思い出もあったかと思いますが、このデータはすごく若いフェレさんの飼い主さんに参考になると思います。

この記事は、たくさんの方に見てもらえる様に、タイトルをもう少しだけインパクトをくわえてブログ村でしっかり更新して欲しいと思いました。
これだけのデータ管理をされている方は、ポン太さんしかいないので刺激的であると思います。

それから、立ち上げたばかりのブログですので…マロンさんの年齢が6歳になっていませんよ(笑)
多数飼いですと、フェレさんもあっという間に誕生日を迎えてしまいますね♪
返信する
ゆっくりご覧になって下さい。 (ポン太)
2010-10-02 21:51:56
>スジャスジャータさん

 スジャスジャータさんも過去にチョコちゃんの事でいろいろと悩まれた事があったと思いますが、動画をご覧頂ければお判り頂けると思いますが、最初は誰しもフェレ飼育初心者です。
今のポン太があるのは先代のフェレさんたちへの失敗の積み重ねがあったからに他なりません。

 命の問題を失敗という表現は適当ではないかも知れませんが言葉が見つかりません。

 健康管理は人間なら自分で出来ますがフェレさんには出来ません。
代わりに飼い主自身がやってあげるしかありません。
ポン太としてはこれをやって満足している訳ではありませんし、これでフェレットを病から救ってあげられる訳では無いのですが、少しでもフェレさんの為になるならと実践して来ましたし、これからも全てのフェレさんをお見送りするまでは続けていきたいと思っています。
返信する
中には偉そうにと批判される方もいるのがネットですから (ポン太)
2010-10-02 22:00:18
>こがっちさん

 ポン太は通りすがりでも構わないので読んで下さる方々がひとりでも多くいらっしゃればそれで良いと考えています。

 そしてフェレさんに関しては知識と経験豊富な先駆者も大勢いらっしゃいます。
こうしたデータ管理は他にもされてる方はきっといらっしゃると思いますよ。

 こがっちさんもモモちゃんやジャック君の為にも是非参考にして下さい。

 それからマロンの年齢の件ではアドバイス有り難うございます。
こがっちさんに言われて、初めてmixのポン太さんがコメントでもうじき6歳ですねと書かれたか判りました。
早速直さないとですね。
返信する
なんという徹底ぶり… (SARU)
2010-10-02 22:07:00
今晩は、SARUです。

ポン太さんのフェレさん健康チェックの徹底ぶりには閉口させられました。完璧ですね。
うちもきちんとやらないといけないですかねぇ。
とりあえず、体重は毎日ではありませんが測っておりまして、銀ちゃんのここのところの体重減少には少々心配しておりました。でも、ポン太Jr君の体重推移グラフを見て安心しました。銀ちゃんはちょうどポン太Jr君の体重推移グラフで言うと、ずっと上がり調子に来てから急激に下がって安定した状態に入っているようです。今後はここから下がらずに上がり調子になれば問題がないのでしょうかね。
いや、体重推移のグラフ、大変参考になります。
返信する
実はSARUさんには是非観て頂きたかったので (ポン太)
2010-10-03 00:10:32
>SARUさん

 少しでも参考になった事を嬉しく思います。
SARUさんのように単独飼いの場合は尚更毎日の体重管理と健康チェックをして頂きたいなあというのがポン太の願いでもあります。
EXCELで一度作成してグラフも連動して作成してしまえば、後は毎日の記録を打ち込むだけで済みますし、気になったらグラフをずうっと眺めながら日々の記録の特記箇所と見比べればかなりの事が推測可能だと思います。

 銀ちゃんの場合はお迎えから体重がどんどん増えて確か1300g後半近くまで増えたんでしたっけねえ。
それが今では1100g台でしたっけか?

 男の子ですからまだそれ以上に下げてもおかしくはありません。

 例えばポン太JRは3年と4ヶ月のデータの蓄積になりますが、
お迎え当初の生後3ヶ月の体重が594gで、
4ヶ月後に最大体重1331gに到達してから
細微な増減を日々繰り返しながら1000g台まで6ヶ月かけて25%も減少しました。
そしてこれが底となりそこから4ヶ月で2度目の高値1200gまで上昇しました。
そこからはもう1200g⇔1000gの範囲内で2度の山谷を形成しています。

 銀ちゃんの場合は下げ止まっているかどうかはポン太は判りませんが、一応ポン太JRの推移データが参考になるかとは思います。

 経験的にデータ取りとグラフ化は銀ちゃんのこれからにおいても必ず役に立つと思います。
パソコンもお手のもののSARUさんですから
是非実際にやって頂きたいですねえ。
返信する
大事ですよね。 (mana☆)
2010-10-03 13:57:16
動画感心しながらみさせて頂きました
フェレ子ちゃん達は言葉では訴えられないから、メッセージは何らかの「変化」で伝えてきますもんね。

私もポン太さんのように体重管理はもちろん、体型、食事摂取量と飲水量、便の状態、歩き方や走り方、表情、行動の仕方、遊び方、一般状態などを観察記録しています。
観察といっても、学者のように検査をするように行うのではなくて、五感のアンテナをはって日々触れ合っていれば自然とやってますよね

体重は、毎日ではなくグラフ化もしていないんですが、間隔があきすぎない程度に、そして一般状態の変化に応じて随時測っています。
グラフ化してなくても記録しておくと推移や変化わかって、うちでは二人とも、1歳前後に100~150gの体重減少があり、その後自然回復して以降は50g前後の変化で推移しています。
体重の変化は、食事摂取量や運動やストレスなどとも関係するので総合的に見て判断します。

他には、自分がすることを一覧にしてチェックできるようにしています(例えば食補充・水交換・トイレ掃除など欄を作って)。
人間の記憶は信頼できないですから(笑)、万一フードをケージ内に設置するのを忘れたりしたら大変ですもの

こういう内容を見て、神経質では?と言う人がいるかもしれないと、ポン太さんの意図が誤って受けとられたら困るなーとちょっと心配になりました。
私は、決してそうじゃないという事を、きちんと観察する事と神経質は別物であるということ、ポン太さんの意図がよくわかります。

日々の触れあいを通じて、フェレ子ちゃん達のメッセージを聞き逃さないようデータも含めて観察し、必要時に適切な対応をすること、基本的安全安楽を保持することなどは、本当に大切な基本ですものね

今後も、こういった素敵で愛情こもった暮らしぶりの内容を、どうぞ発信していってくださいね
返信する
ネット上では受身ですかねえ。 (ポン太)
2010-10-03 19:29:35
 いろんな考えというものがありますからねえ。
こうして自分なりの情報を発信している訳なのですが、かつてのように自分の考えを積極的に発信というのはしなくなりました。
たとえ1人でも参考になってくれたらと思います。

 人間はどうしてもビジュアルの方が判断がし易いのでグラフ化は是非オススメです。
全体的な傾向や最近の傾向などを瞬時に判断出来ますから。

 mana☆さんも色々と工夫されておられるようですね。
まずは何事も習慣化するというのが一番の近道のようですね。
返信する

コメントを投稿