ヒガンバナの花は、花姿も髭のようなものが伸びていて変わっていますが、名前も変わっています。
彼岸とはあの世のこと、つまり死の世界の花という意味になります。
ヒガンバナの別名・地方名・方言での呼ばれ方は数百から1000種以上あるらしく、葬式花、墓花、死人花、地獄花、幽霊花、火事花、蛇花、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨て子花(すてごばな)、灯籠花(とうろうばな)、天蓋花など、不吉な別名が多いです。美しい花なのに可哀そうですね。
地下の鱗茎(球根)に強い毒性のみられる有毒植物であり、かつては救荒作物として鱗茎のデンプンを毒抜きして食べていたそうです。彼岸花の由来は、これを食べた後は彼岸(死)しかないという意味もあるそうです。
県道沿いの歩道に咲いていたヒガンバナ。地獄花、幽霊花…、ひどい呼ばれ方なのは、球根に強い毒性があるせいでしょうか?
公園の花壇に咲いていた、シロバナマンジュシャゲ。
シロバナヒガンバナとも呼ばれるようで、ヒガンバナの雑種だそうです。
定説ではヒガンバナとショウキラン(ショウキズイセン)が自然にかけあわさってできた、とされています。
花姿はヒガンバナに似ていますが、比べるとシロバナマンジュシャゲのほうが、花びらの反り返りや縁のフリルがゆるいです。
葉は線形で、地際から出てきて茂ります。葉色は黄緑色で、ヒガンバナに比べると淡くて柔らかな感じがします。
同じく公園に咲いていた、ニチニチソウ
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曼珠沙華のほうが よく使いますね。
赤 白 黄色を見たことがありますが
ヒガンバナの雑種ですか 役立ちました。
今までいろいろなところで見ましたが
巾着田が一番印象に残っています。
https://blog.goo.ne.jp/tsakaegoo/d/20131004
こんばんは。
曼珠沙華は漢字の字画が多いので、ヒガンバナとカタカナで書く方が好きです。
恥ずかしいことに曼殊沙華と漢字で書けません。
つまり、バカなのです。スミマセン。
昨日、黄色の曼殊沙華を見ましたが、白のほうが美しいと感じました。
tsakaeさん、いつも読んで下さり、コメントありがとうございます。😊