この間の小春日和の時、荒川を自転車で走っていた。
その時、なにやら土手の草むらに小動物が動いていたので、最初は野良猫かと思った近づいてみた。
近寄って見ると、衰弱し痩せていて体が皺だらけで、しかも毛も抜けているみたいだった。
最初は猫だと思っていたが良く見ると違う生き物で、両目が閉じられていてどうも目が見えない様だ。
ん?これはもしかして狸か?
さらに近寄ると、僕の気配を感じたのかふらふらと逆方向へ逃げるのだが、足取りはふらついている。
もうよぼよぼで風前の灯といったところだろうか、可哀そうだが仕方ない。
そもそも本来は夜行性の動物だろうから、日中にはあまり外へは出ないと思う。
ただこの日は暖かかったから、最後の力を振り絞って食べものを探していたのかもしれない。
多くの野生動物は他の動物に食べられるか、運よく生き延びてこうやってひっそりと死んでいくのだろう。
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