三丁目の夕日

「続・三丁目の夕日」を観てきた。前作も映画館で観てとても良かったので、やはり今回も大きなスクリーンで観たかったのだ。元は西岸良平さんの漫画が原作で（僕は昔からの読者だった）、他にも「鎌倉物語」や「たんぽぽさんの詩」など、とても魅力な作品があるのだ。

映画の方は前作よりも、一平君がとても活躍していたのが原作読者には有難く（演技も良かった）、所々コロコロと笑えるシーンがあるが、やはり泣かせるシーンが多い。前回もそうだったのだが、僕はほとんど涙と鼻水が流しっぱなしだった。歳を取ったせいもあるかも知れ無いが、涙腺が緩んでくるのかもしれない。

文句なくと言うか、「ああ、本当に良い映画だったなあ」としみじみ思った。最近は寒くなってきたから、少なくとも心の中だけは温かくしたいものだ。

ＰＳ　先日、会社の人に「あのヒロイン役の女優さんって良いよなあ。名前何て言うんだろう?」と問われた。「小雨です」と答えたら、「ああコサメって言うのかぁ」とニンマリしていた。