JETS UBUD~明日の種を撒くのは今日なんだ~


趣味のような仕事のようなトリマーの日記~犬の幸せ、なんだっけ?~
JETS UBUD ~時々バリライフ~

人のためは、自分のため

2014-02-14 20:17:19 | ひとりごと
今日のひとりごと。

最近、他人の他愛無い言葉で、傷付いた話を耳にすることが多い。

今日は、飼い主同士の他犬を批判する話。

マナーとかもあるけれど、人の犬を批判したり、悪く言ったり、「しつけはこうするものだ」「甘やかしている」だとか。

口出しするなら、ちゃんと、正しい知識を教えてあげようよ。

どうすればいいのかを知ろうよ。自分の言動に責任を持ってほしい。

犬が悪いんじゃないよね。犬のせいなんて、ひとつもないよね。

飼い主だったり、周りの人だったり、犬にとってはどれひとつ、間違っていない本能なだけだから、

教えられていないだけだから、犬の生活の知恵が人にとっての不都合なだけで、犬にとってはなんの悪気もあるはずがない。

犬には牙がある。いつだって人を傷付けるのは簡単。それを使わせないのが、相手に合わせた接し方

だから、どうするのが犬のためなのか、ホントに犬はそうされたいと思っているのか、

人に言われたからって、犬を叱ったら、解決するの?

この前だって、犬は「ドッグカフェ!なんて嫌い、怖い!」って、発しているのに、人間のエゴで連れて行かれて鳴いてたよ。

そこに行くなら、「怖くないよ、楽しいよ」って理解させてから、連れて行ってね。犬も人も嫌いなんだから、何も一緒に出掛ける

場所には、最悪だ。そうだ、人も初対面の人好き!なんてまず、いない。他人に撫でられるなんて、普段そうされて心地よさを体験

してなければ、まず、好きな訳はない。

ドッグランも同じだね。犬同士で遊ぶことが好きな犬って、案外少ないのです。人の子も戯れて遊ぶのは、一時です。




そして昨日は、野良ネコにご飯をあげてる、他県のお友達の悲鳴。

他人から避難されて、どうしたらいいのかわからなくなっている。

私も猫のことには弱いので、調べられる範囲でお節介な助言をしてみた。

「非難されるばかりで、どうしたら良いのか方法を教えてくれる人はいなかった」と、

有り難いお言葉を頂戴できたので、お節介ではなくなったようだけど、みんな自分の出来る愛で

良かれ!と思って行動していることには間違いない。

ならば、その方向をちょっと正していただいたら、もっとお役に立っていただけることは

世の中に沢山あるのでは、ないでしょうか?

この機会にご紹介しておきます。京都市で取り組んでいる


まちねこ

野良ねこちゃんだって、そこに生まれ育ってしまったのだから、その中で幸せになるだろう生活の権利はあるのです。

そのためにも、出来る人が出来る範囲で、ちょっとお手伝いをしてあげたら、いいんではないかしら。





先日、関西盲導犬協会にお邪魔しました。

一番心に残っていることは、「福祉の観点で人が人のために、お手伝いが出来ること」という、お話です。

盲導犬だって、ただの犬です。所有するユーザーさんにとっては、犬を1頭飼育する負担は、盲導犬だろうと

何の変りもありません。

回りで何ひとつ苦労なく、生活できている私たちが、ユーザーさんにもっとお手伝いできていたり、それこそ

買い物から、お出かけまで、助けてあげれる制度でもあったら、盲導犬がこんなに重宝がられることもないのです。

「犬が可哀そう」と思う前に、犬の為にも、視覚障害のことをもっと知る、学ぶべきなのですね。

「手引き」と言われる誘導方法だって、身体接触が必要かどうかの確認方法、どう誘導されたいのか、義務教育の中ででも

自然に身に付いていてほしい、必須項目ですよね。




なんだかんだと書きましたが、要するに・・・他人事じゃなく、いつかまた、そのうち、じゃなくてさ。

なんだかんだと口を出す前に、聞いた話が本当に正しいのか真実を自分で確かめて、納得して、

進んで行きたいものだという話なのです。情報が多すぎる世の中も、厄介ですね。

原発問題も食品問題も戦争だって、人に聞いた話じゃなくって、メディアが言ってのが正しいんじゃなくって、

みんな自分事なんだよ。。。

自分の出来ることで、出来る範囲で、やってみたら、みんなが行動してみたら、世の中、ちょっとは変わるよね。

ボランティアって、大それたことじゃなく、生活の中に自然にあることで、何も意気込むことでもないのにね。

普段から出来ることを、継続したらいいじゃない。

人のためにって思うけど、そうしてあげるのは、自分の為。そうしたいから、自分のためにやるのね。

させていただきますの心。忘れるな自分






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