横浜Tシャツ奮闘記 ~トラの穴~

Tシャツをはじめとするオリジナルウェア製作に
エネルギーを注ぐ俺たちの記録

…(・_・`)

2012年01月26日 20時35分36秒 | プリント・商品
ベストな選択とは、難しいですね

人それぞれ、その人の尺度から見た"ベスト"は異なるわけで

自分が見ているのは、この地球における長い歴史の中での何億分の一…何兆分の一…さらにそれをはるかに超えるカウントするにも難しい小さな小さな一部分に過ぎないわけで

歩んできた道や環境、経験、立場でいろんな角度から人は世界を見ていると思います
同じものを見ているようでも、きっとその人に映る世界は少しずつ違った色彩をしている

なので、たくさんコミュニケーションを取っていくと様々な世界の一面が見えてきます
その中で自分の過ちや偏った考え方に気づきショックを受けたり、新しい刺激となり視界が広がったり、ぶつかったり、可能性を考える良いきっかけになったりします

それが楽しくて、人と関わることがやめられません
いろいろなものに挑戦していきたい
日々、勉強です


今日は、新たに認識の差を痛感した日でした


濃色ボディへプリントする場合は、インクの色が地の色に影響を受けて少し沈んだ色合いになります
当社では地の色に負けないよう2度インクを載せて、多少の影響は残りますが、発色よくしています

また、2度インクを載せることにより細かいデザインが潰れてしまう恐れがあるため、
通常は色ごとにエリアを分割して製版、プリント加工していくのですが(下図パターンA)、
多色で色が隣接する部分の場合はデザインが不自然にならぬよう周りのインクで下地を引いた上に細かい絵柄をプリントする方法をとります(パターンB)


発色を良くする為にデザインの下に白を一度プリントしてからその他のインクを載せることもあります

プリントの内容やデザインによって製版の方法や素材を変えたり、いろいろな判断によりプリント加工をしていくのです


この、現場で行う製版部分・プリント加工と私がお客様にご相談されて進めていたイメージにズレが生じてしまい…製作をし直す事になってしまいました…
(・_・`)

出来上がってきた商品を確認して、自分の過信と過失、認識の違いがあらわになり言葉を失いました
プリント担当のスタッフにはものすごく申し訳ないのですが、お客様とのやり取りを踏まえると上がってきた商品は納品出来る商品じゃなく、至急再製版、再製作をしてもらうことになりました
(;_;`)

ボディ発注可能時間だったのが幸いです…

再製作の説明、打ち合わせをする中で新たに学んだこともあり、今後このようなミスが出ないようにするにはどうしていくべきか
また、新たに注意していく点が出てきたので、それも配慮し、よりお客様に喜んでいただける商品をお届けできるよう考え、進んで生きたいと思いますo(`;□;´)

明日、プリントし直した商品が喜んでいただけますように…