二週目も佳境に差し掛かり、アンデッドの根城に向かうシーンとなった。何とか仲間キャラも119人を集め、きたるその時までストーリーを進行するのみである。仲間キャラを引き継いだ二週目であった為 仲間集めにそう苦労はしないかと思ったがそんなことはなかった。流石に120人も仲間がいると骨が折れる。二週目単体だけで見ても既に38時間程度費やしているのだから。このゲームが如何に仲間集めで時間を要するかが如実に出ている結果だ。
さて前回の投稿で二週目の特典で仲間キャラが引き継がれることの革命っぷりを記述し、これは良いと主張したのだが とんだ落とし穴があった。まず大前提として一週目で仲間にしたキャラが二週目に引き継がれた場合、宿屋や本拠地の編成画面で自由に入替えが出来るのだが、仲間キャラのレベルは全て1にリセットされている。(これは恐らく「強さの引継ぎ」をしなかったから場合に限る)別にこれは良い。何せこのゲームのレベル上げは適正値まで一気に駆け上がっていく仕組みである為、通常戦闘を数回行えばレギュラーキャラのレベルに追い付くからだ。ゆえに別に気にも留めていなかった。セイが物語上で仲間になるまでは。そう、一週目の記憶を呼び起こし、気付いてしまったのだがセイチームの単独行動があるのだ。そもそもセイチームの単独行動が起きるこのイベントは魔道レンズ研究所の攻略という本作の中でも中々渋い難易度のシーンである。そこでは本来、セイチームの面々はある程度のレベリングがされた状態で仲間に加入されるのだが、二週目の条件によっては全員がレベル1での攻略となるのである。これはやられた、気づいた時には既に時遅し。ノアのインペリシャーク編の攻略が佳境を迎えるタイミングであった。
当たり前のごとくセイ視点に切り替わってセイチームの面々が仲間になっていくのだが見事なまでに全員がレベル1。ヒルディ嬢が唯一ストーリー的にレベル10位であったが全くアテにならない。セイだけは雑魚チラシ要員として二週目の初めからノアとペアリングしていたために通常レベルであったが、案の定 ココの攻略にはかなり苦労した。二週目とは思えぬような難易度であった。雑魚戦でレベルを上げようにも まずキャラが生き残らない為、戦闘で勝利しても経験値が入らないのだ。ラッキーターンをひたすら待つしかないのである。セイチームの仲間キャラが標準レベルまで追い付くのに2時間以上もかかってしまったし散財もした。とんでもない落とし穴であった。それでも自分はセイ自身が何とかまともに使えるキャラであった為、「苦労だけ」で事無き得たが、セイでさえも低レベルであった場合はどうすれば良いのだろうか。積みであること以外考えがつかない。悪魔のような仕様である。
また前回のプレイ報告からしばらく時間が空いたこの間にswitch百英雄伝のアップデートがされた。このアップデートで画面処理の選択が出来るようになった。(グラフィック優先、バランス、パフォーマンス優先)グラフィック優先は言わずもがな映像美というよりかはアップデート前の標準仕様というとこであろう。本作は流行りの2D-HDのようなテイを成しており、遠近表現の処理が標準でされている。ポートレートのように近場キャラなどに焦点を充て、遠くの背景にはボカしを入れて立体感を出す手法である。元々、このポートレートみたいなものが処理性能を阻害しているのだろうなーと思っていただけに、今回のアップデートで「パフォーマンス優先」が出たのは嬉しかった。案の定パフォーマンス優先を選択すると背景のボカしはなくなり、若干の処理性能が改善されたように肌感で感じるものであったが、これがまたなんか上手くいってない。場面や画面を切り替えるとまた背景ボカしが入ってしまうのだ。パフォーマンス優先しているにもかかわらず。どうにも本作は本当にこの辺のユーザビリティに手が全く届いていない感じである。
ミニゲームは中々手つかずだ。料理対決とベーゴマは仲間集めに必須要件である為、ある程度やりぬいている感はあるが、他はやれていない。二週目ではこの辺ももう少し掘り下げて遊ぶつもりであったが、流石にこれだけミニゲームの種類が豊富だと気持ちを持続させることが難しい。もう一つのEDに辿り着いてしまったら百英雄伝は一旦終わりにしそうな心持ちである。
いずれにしても二週目ももう少しで終わる雰囲気。よっぽどの気がかりな点がない限りは、次に投稿する際は総まとめとするレビューかと思う。
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