特殊詐欺の電話 (修正版)

2017.11.27 12:36頃 おにいさんちに電話がありました。。。
発信元は「表示圏外」
おにいさんのママさんが出ました。
郵便局から、とのことで、郵便局におにいさんのパパさんの普通預金が残っているとか。。。
金額は12万円程度。。。

で、手続き書類を送るからと、住所の確認で、末尾の「何号」を聞いてました。
そして、おにいさんのパパさんの生年月日。。。
横で聞いていたおにいさん「なんか違う」と言うのに。。。
おにいさんのママさん: やかましい
そして、おにいさんのママさんの名前と、生年月日。。
おにいさんのママさん、楽しそうにしゃべってます。。。
更に、おにいさんの名前を聞き始めたので、
おにいさん: 何それ、何だよ
と、おにいさんのママさんが、渋々おにいさんに電話をかわりました。
「ツー、ツー、ツー」切れてます。

おにいさんのパパさんは、数年前に亡くなっていて、相続手続きは、税務署でもきちんと照合して、洗いざらい計算してたんですけどね。。。
実際問題、12万円出てきて修正申告して、差し引き何万円か受け取っても、割に合いません^^

おにいさんのママさん: うちの住所も名前も知っていた
おにいさん: んなもの電話帳に載ってる。「何号」だけ書いてないから、聞いたんだろ?

おにいさんちの電話は、古いNTT回線なので、電話帳に名前と住所が載っています。
最近の人は、固定電話を持たないなどで、電話帳への掲載がないので、電話帳に載っている人は、お年寄りが多いです。
電話帳には、住所は「何号」までは書いていないので、敵さんは聞かないとわかりません。。。

金融機関なら、住所、氏名、生年月日は、届出があるので、わざわざ聞く必要がありません。
おにいさんのママさん: 金融機関に電話したら、住所、氏名、生年月日を聞かれるよ。
A: それは、金融機関に電話したこっちが、本人かどうかわからないから確認のためです。
今回、金融機関から電話してきているので、本人宅であることは当たり前なので、本来確認する必要がありませんし、必要なら真っ先に確認していないと、残高とか他人に漏らすことになります。。。
そもそも、郵便局では、こういった話を、電話でして来ることはありません。

こうして、家族構成やら名前を聞きだして、今度は、その名前で、詐欺の電話をしてくるつもりなんでしょ?

おにいさんのママさん: 詐欺の電話にひっかかるなんて、馬鹿じゃないの?
って、日ごろから言ってましたが。。。
敵さん、巧妙ですから、こうして、段階的に、攻めてきます。

おにいさんのママさん: 郵便局って言うから信じた
おにいさん: だからみんな引っかかってんだよ。

そもそも、郵便局からかかって来たなら、電話番号は、きちんと表示されるはずで、発信元が「表示圏外」って段階で、怪しさ満載です。
発信元が「表示圏外」となるのは、海外経由とかの場合で、「非通知拒否」の設定では制限できずにかかってきちゃいます。

そもそも、郵便局の郵便貯金(ゆうちょ銀行)は、普通預金ではなく、通常貯金です。
シロウトは、区別が付かないので、同じことなんですが^^
職員がいい加減に言うことはありません。

おにいさんのママさん: 怖いから、警察に行ってくる。。。
おにいさん: 詐欺だって言われるだけだから、やめとけ
おにいさんのママさん: んにゃ、行ってくる

で、警察署に行って、おねーさんおまわりさんに「それは詐欺ですねぇ引っかからなくてよかったでねぇ」と、丁寧に対応してくれたと、喜んでました。。。



ダッフィー巡査部長　敬礼っ！



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