もともとは、二大政党制のイギリスにおいて、野党側が政権交代時の準備として行っていた物ですが。。。
かの国では、拮抗した勢力もあって、双方が政権担当経験豊富で、シャドーキャビネット 影の内閣はそれこそ、政権交代後 ただちに機能する能力があります。
それにあやかって、日本の野党も、シャドーキャビネット 影の内閣 を作ることがありますが。。。
まともな政権担当能力がないことも相まって、単純に、担当大臣を割り振ってみるだけで、じゃあ実際何かできる能力があるのかと言うと、全くありません。
小学校の、学級会と変わりません。
先般、民主党が、シャドーキャビネット 影の内閣を発表しましたが
その中に、防衛大臣が居ないと指摘され、これに対して、安全保障大臣がそれを担当する位のことがわからないのかと開き直っています。
が。。。
現状の日本国の法律では、国防大臣はいても、安全保障大臣はありません。
安全保障大臣を置くことはできますが、国防大臣を置かないことはできません。
それが、法律です。
もちろん、法改正を含めて、それをするのは構いませんが。
順序としては、まず現行法ありきですから、
それを曲げるというなら、説明が必要です。
要するに、シロウト受けすることを何かやってパフォーマンスするだけの話で
実態として、なんか建設的なことをするつもりも、その能力もないことは、明らかです。
前回民主党政権は、ホント 間違って成立したものだから、烏合の衆から適当に大臣の椅子に座っただけで、なんの機能もないばかりか、むしろ、誤った権力によって、国政をゆがめ停滞させたことは有名です。
その反省も謝罪もないまま、シャドーキャビネット 影の内閣 なんかを作ったところで、国民は誰も、期待も意識もしていません。
国会議事堂 です。