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明治38年5月27日、東郷平八郎大将率いる連合艦隊は、ロシア第二太平洋艦隊(通称バルチック艦隊)を対馬沖において迎撃、圧倒的戦果によって、撃滅しました。
それを記念して、この日は海軍記念日となっています。
この海戦では、戦う前の世界の評価は「大国ロシアの大艦隊に、新興のちんけな日本海軍ごときが勝てるわけがない」とされていましたが、実際は日本海軍が圧勝し、名声をとどろかせました。
その結果、大国なんて大したことはないという風潮から、その後、アメリカと戦争しても軽く勝てる国民感情となってしまったことは残念です。
この海戦は、冷静に読み解けば、ここまでの圧勝はともかく、ロシア海軍にはハンディが多く。
ただ、ロシア艦隊は半年もの航海の後海戦に臨んでいるわけで、くたびれ果てていながら、日本の艦隊にそこそこの命中弾を浴びせている点も忘れてはなりません。
同様に、3月10日は、帝国陸軍が、奉天会戦で勝利を収めたことにより、陸軍記念日となっています。
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