ダッフィー船長航海記 / Captain Duffy

2010.5.2 はじめました。
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台風19号の被害に伴う山北町の給水支援での神奈川県のお粗末

2019-10-16 16:43:40 | おうち
台風19号の被害に伴う神奈川県山北町の求めた給水支援に対応する、陸上自衛隊の給水車が、神奈川県によって、追い返されたそうです。

これに対して、黒岩県知事は「台風19号の被害に伴う山北町の給水支援について」とするメッセージで『県企業庁の給水車の準備を行ってたので、自衛隊の災害派遣要請を判断する基準の「非代替性」を満たさないから』と、正当化していますが。。。

「緊急性」「公共性」は満たしています。
「代替え」というなら、『すでに準備を整えていた県の給水車を優先させる』ことで、自衛隊より5-6時間も遅れては、満たすことにはなりません。
遅れていいんなら、水道局が復旧工事すればオッケーです。
ポイントは、車両や体制が代替えが効くかどうかではなく、現地で給水できるかどうかが、本来のポイントです。

山北町と言えば、山北湖があるので、水ならいくらでもありますが。。。
水道と言う、浄水された水は、水道管で供給され、それが寸断されたから、必要なわけで。
すなわち、道路が寸断されれば、現地まで進出できません。
山北町周辺は、連続雨量200mm前後で通行止めになったはずなので、通行可能な時間にさっさと運ばなければ役に立ちません。

それを考えたら、到着した車を追い返すとか、考えられない、言語道断の行為です。
それに、東京から御殿場まで、国道246経由でも、2時間半程度なのに、横浜から山北なら一時間程度、それが自衛隊より5-6時間後って。。。
自衛隊が到着したのを知ってから慌てて対策したんじゃないの?

シビリアンコントロールと言って、自衛隊を従わせることに快感を覚えるお粗末な木っ端役人にありがちな行為ですが、大きな間違いです。
シビリアンコントロールは、政府が統制するだけであって、県知事はおろか、職員ふぜいには権限なんかありません。


災害派遣要請は、県知事等が行うことにはなっていますが。。。
大規模災害においては、各市区町村も、状況を各方面に伝達することにより、自衛隊の災害派遣の適材適所の助けとなります。
それにより、実際の災害派遣要請を待たず、先発させることは、緊急性に対する一つの答えです。
そこに水を差すような行為は、断じて許せるものではありません。

県の中枢が壊滅した時、その県は災害派遣を一切受けられないシステムって、ありですか?
愚かな首長を戴くと、生命の危険にさらされてしまいます。


陸上自衛隊 松戸駐屯地 の水タンク車 です。




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