ありがとうと、ごめんなさいが言えない世の中

最近更新がなかったのも充実した日々を送れていたからなのかもしれないが。

こうやってまた書こうと思ったのはそれなりに自分がいっぱいいっぱいになっていて、どこかに吐き出さないと苦しくなってきた証拠かもしれない。

 

早速タイトルのことについて書くが。

最近特に感じること。

 

世の中誰かがやらなければならないことがあふれていて、

人間一日買い物に行かなくても死にはしないし、一日ぐらい食べなくても空腹になるぐらいで早々死にはしない。

野良猫なんて一日ふらふらして寝てたまに水でも飲んで…それでも生きている。

 

けれども毎日、ほとんどの人が誰がやってもいい仕事、家事、教育、その他人間社会のからくりを回し続けている。

 

もちろんその中でも向き不向きは存在する。

どう頑張っても自分にはこれは無理だと思うことは誰だってある。

逆にこれならできるわ。ということだってある。

 

けど人には感情があって一回でも「こんな作業誰でもできるのに何で自分がやってるんだ？」なんてことを考えたことはないだろうか。

私はある。

 

もちろんその辺の人を捕まえて、これをやれと言ってできないかもしれないけど。

一日一日繰り返していくうちにできるようになることがほとんどだと思う。

 

それを繰り返していくうちに人は傲慢さが出てきてしまって、私は漫画でしか見たことがないが

「こんな誰でもできる仕事を、なぜ何でもできる自分がやらなければいけないのか」なんて言い出す人もいるかもしれない。

 

誰でもできるんならお前でもいいだろ。という話だけどね。そうもいかないのが人間だと思う。

 

世の中にあふれる"誰がやってもいいこと"に対して周りができることは"ありがとう"と感謝を伝えることだと思う。

 

誰がやってもいい作業。それをやってくれている。

もちろんそれには賃金が発生しているなら、やるのは当たり前だと考える人もいると思うが。

賃金だけもらってしないという判断もできるわけで、他にも他の人にやらせるとかね。

 

それでもやってくれた。なら感謝を伝えるのがベストではないだろうか。

 

たった一言伝えるのも、最近は言わなくなってきているなと感じてしまう。

言う余裕がなくなってきているのだろうか？その辺はわからない。

 

ごめんなさいも同様で。

 

多くの人が自分を大きく見せたいのか、自分は優秀であると胸を張っているのか…

プライドがどうしても邪魔をしているんだろうか。

 

見栄を張って他人を見下したところで、自分が上に立てるものでもないと思うが…

 

といった最近もやもやというかストレスがたまることが多い。

 

家族であっても、子供である私たちがいろいろなことができるようになると両親は"親"というプライドが勝り

ありがとうやごめんの言葉もなくなってきていると感じる。年のせいかもしれないが。

 

まぁ自分ももっと小さい頃は母や父にありがとうとなかなか言えなかったし。

けどやはり一言でもありがとうと聞きたいな、と最近感じている。

 

 

 

話は変わるが

今年は中高生の自殺者数が過去最多になったと聞く。

 

どうか思いつめないでほしいと願うばかりで、できないことがあって当たり前。

認めてもらえないのが当たり前。何年生きてるの？これから認めてもらえばいい。それだけのエネルギーがまだまだある。

嫌なことからは逃げていい。けど逃げた先で新しいことを見つけることをおすすめする。ただ逃げるのは良くない。

助けを求めてもいい。もしあなたの助けに手を差し伸べてくれない人は捨てればいい。

 

そんな風に私は思う。