突き当たりを右折。しばらく歩くと集合住宅(マンション)の切れ目で左側に
施設に入る大きな空間がまず目に入る。
縄文天然温泉 志楽(しらく)の湯
ぽかなびjp
施設内には健康ランドにあるようなジェットバスはない。そういったものを期待する人に
この施設は向いていない。主張がはっきりしている施設だといえる。
基本的には大きな露天風呂と蔵石風呂という2つの温泉。それに味噌樽風呂。
ゆとりのある空間に計算された植栽。この施設は
川崎のそばであることを忘れてしまうような自然が感じられ大変すばらしい。
施設内でもBGMなど余計な音や人の会話がどこからも聞こえないので大変落ち着く。
なお料金は平日、タオル持参で850円。
こういってはなんだが作りが全体に結構知的だ。風呂作りは黒川温泉(九州、熊本県北部)の後藤哲也さんとのこと。確かに
志楽の湯の露天風呂は、後藤さんの新明館の岩戸風呂と似ている。
肝心のお湯はかけ流しそのものではないようだが、かけ流しにかなり近いもの(循環式 加水なし 加温調整)で
濃厚で新鮮な源泉も使われているようで高得点だ。
ここには2001年1月まで半導体の工場があった。その後、2002年5月に温泉掘削(1300m)に成功。
2005年4月に開業している。
なおこの施設の経営は「志楽ダイナミックス」という会社。グループ・ダイナミックス研究所という自己啓発を行っている組織が根元のようだ。
おしなべて平均化しつつある温浴施設の中で、しっかりとした主張(特徴)のある施設を作り上げている点で
この経営は評価していいのではないか。
南武線には川崎、武蔵小杉、登戸などから乗車できる。
東京の温泉
温泉事業の成功率について
東京案内
original in April 8, 2011 re-posted in Nov.1, 2013
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