TKC全国会創立者である飯塚毅氏と国税庁との対立。国税庁による嫌がらせの税務調査を描いた映画。2006年制作ルート・ピクチャーズ。原作高杉良。監督森川時久。出演 滝田栄 松坂慶子 三田村邦彦 中村梅雀ほか。
硬派の映画だがなかなか見ごたえがあった。国税と対立しても自説を張ってがんばれるのは飯塚氏がそれだけ租税理論を勉強していたからこそ。出先機関の役人が歯がたたなかったのではないか。
飯塚事件は1963年11月19日の一斉税務調査に始まり1970年11月の無罪判決で終わる。飯塚氏は東北帝国大学卒業。その見識は広く知られていたことからすればこの事件は国税庁の側がしかけたものといえる。
最新の画像もっと見る
最近の「Cinema Reviews」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事