不動岡高校ラグビー部

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感情のコントロール

2015-01-07 19:43:34 | 日記
「メンタルが弱い」というとどういうことをイメージするでしょうか?
すぐ緊張する。ビビる。不安になる。落ち込む。ストレスに弱い。
あまりよいイメージはないかもしれません。

でも。

自分の感情を抑えられないということが生じたとします。
感情は、行動や言葉や動きや態度などに現れます。

自分の感情を自分で制御できないとしたら…
これはこれで自分に負けているということ?
自分の気持ちに負ける。
これもメンタルが弱いということじゃないのかな?

スラムダンクで
インターハイをかけて花道たちの湘北と仙道や魚住の陵南が戦います。
その時に「要チェックや!」の彦一が仙道のことを「仙道さんは 相手が強けりゃ強いほど 生き生きとしてくる人や。今の流川君ははっきりいって 県内最強のレベルの相手や。 いわば 仙道さんにとっては最も危険な挑戦者ーーー。 燃えないわけがない!!」と言い、それに対して田岡監督が「そうゆうのをムラがあるっていうんだ…」と言う場面があります。(19巻)
センドーも気持ちに左右されるということ。一定の力が出し切れないということ。センドーもメンタルが弱いのかな?


車椅子バスケはかなり激しいスポーツです。
座位が困難な選手もいますが、普通に車椅子同士が接触して(オフェンスファールではなくて)、車椅子ごと横倒しになることもよく見かけます。バックドロップみたいになることもあります。
車椅子同士が接触し、タイヤが破裂するのも何度も見たことがあります。
車椅子の足を置くところ(フットレスト)にはガードが付いています。これは損傷部位によっては、下半身の感覚がない選手もいて、骨折などしていても気付かないことがあるので、怪我を防止するためのものです。

これだけ激しいスポーツですが、以前にこんなことを言っている選手がいました。
「車椅子バスケを、格闘技みたいだと言う人がいますが、それは違います。殴るも蹴るもしない。」


試合中に熱くなるから、見ているほうも楽しいし、応援のしがいがあると言うもの。
でも
少し離れたところで、熱くなっている自分を客観的に見つめている冷静な自分もいなくてはダメです。
世阿弥の言う「離見の見」です。