大人だからこそ、行きたい!みたい場所がある!
今年からスタートしたガラスびん応援部の記念すべき第一回めのイベントは、大人の社会化見学、ガラスびん工場へ。
ガラスびんを愛して止まないメンバーが、決起したガラスびん応援部。
ガラスの素となるカレット見学からスタートしました。
中村ガラスさんは、埼玉県さいたま市に工場があり、ガラスびんをリサイクルして、再利用可能な製品カレットを作っている会社さん。
カレットとは?
ガラス製品(ソーダ石灰ガラス)をリサイクルする際に、いったん破砕した状態の「ガラス屑」のこと。
広義では、破砕される前の廃ガラス製品(空きびんなど)も入る。
これが、ガラスびんの原料になるカレット!
ガラスびん自体はほぼ全部がリサイクルできるものなのですが、ご存知のようにガラスびんには、商品ラベル、キャップなど不要なものが何パーセントか含まれます。
資源ゴミに出すときは、分別されていると思うのですが、カレットになりやすい状態で出しているかというと???
悲しいことに、リサイクルできないものがかなりの割合で混入。
中村ガラスさんは、その不要な部分をより分けて、ピュアな再生カレットにする工場です。
ガラスびんが資源ごみとして出されてたとき、陶器が混じっていたり、リサイクル不可なガラス製品が入っていることがよくあるそうです。
写真のような陶器の破片や、キャップなどに使われている金具部分や、ワインのエチケットなどを除いて、再利用できるカレット原料を作る。
工場はさいたま市ですが、都内から主に運ばれてきているそうです。
これが、資源ゴミ回収で、回収され中村ガラスさんに運ばれてきた直後のガラスびんたち。
金属部分や、ラベルが貼られたままで、リサイクル不可部分がかなり含まれています。
大きなゴミや、キャップなどの金属部分や紙などは取り除かれます。
ベルトコンベヤーで運ばれ、バキューム集塵機で、びんに付帯したキャップ・ラベル等の軽量物を吸引除去
セラミック除去機で、石や陶磁器類を除去
金属検出器で、金属類を検出除去。
なんと、こんな小さな金属でさえも見逃さない!!
何度も除去作業を繰り返し、やっと、ガラスびん原料カレットとなるのです。
機械と人間の目の検査を終えて、製品カレットの完成となるのです。
なんだか感動です。
資源ごみに出すとき、がらすびんのラベルもきちんとはがし、アルミキャップははずして、できることまでしてから出さねば!と思ったのです。
ガラスびんは、リサイクルできます。
ガラスびんのよいところは、リサイクルできるだけでなく、製品の味や品質を保つという部分でも優れているのです。
ガラスびんの特徴のひとつは、その透明感と質感。
びん入りの商品を手に取ったときにわかるずっしりとした、安心感のある重量感、透き通るような透明感は、他の容器には無い強み。
3R=リデュース、リユース、リサイクル
ラベルに「エコロジーボトル」と書かれていたら、そのびんは再生ガラスを90%以上使用したガラスびんです。
中村ガラスさんで、原料カレットとして再生されたカレットで作られたガラスびんかもしれません。
中村ガラス様は、本社が足立区にある、ガラスびんの再生処理、ガラスびんの回収などを主軸にされているリサイクル推進協議会、リサイクル推進功労表彰をされてい企業様。
そのさいたま工場にお邪魔しました。
もっと、ガラスびんを愛そう
日本ガラスびん協会 http://glassbottle.org/
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