9月にランチ会に参加し気に入った浜田山の「竹中」へまたまた行きました。
貸切の隠れ家的一軒家。最寄駅は井の頭線浜田山。
駅からはちょっと離れた住宅街にあります。
23区内に建つこじんまりとした平屋の一軒家は何とも贅沢。
大きなダイニングテーブルを7人で囲みます。
メニューはおまかせ。本日は和牛のコース。
切子のグラスの食前酒は自家製と思われる梅酒。
アルコール度は高くなく程よい甘さがgoo。
フレンチもイタリアンも懐石、会席も好きだけれ、家庭的な味が恋しくなります。
牡蠣は大きいので松島か三陸?東北以北産かしら?海苔をまぶしてあります。
白和え風ですが・・・。
いつも食べるのが一番早いのに、グルメ会ではいつも食べるペースが遅く慌てて食べているような気がします。
皆さん、写真も綺麗にとりつつ美味しい瞬間も逃さず味わっているのですごい。
お酒のメニューに八海山もあったり、竹中さんのメニューは日本海側の香りを強く感じます。
山形名物の「もってのほか」とイクラ合わせたもの。
大粒の活のよいイクラと菊の花の爽やかな一品。
ごま豆腐
このままいただいてもゴマの風味が利いて山葵でいただくと味がしまります。
添えられた出汁をかけたいただくと一層味がはっきりとします。
いくらを多様したり、もってのほかの利用など新潟県村上の郷土色が濃いような・・・。
「椀」 鯛 松茸 蓮根と長芋?のしんじょうと思われます。
鯛は真鯛だったのかな?大味なお魚でした。
三陸産のホタテと長崎産の鯛
そして、またまたお椀が登場??
新潟の郷土料理 のっぺい汁が登場しました。汁とはいえ煮物のカテゴリー。
新潟ではお正月や慶事に欠かせない郷土料理。
鮭とイクラが必ず入っているのが本来ののっぺいですが、竹中さんののっぺは鮭なしでした。
そして、本日のメインは和牛とのことで、山形産
とても柔らかい美味しいお肉でした。
もうちょっと温かいとうれしいですが、7名だとなかなかそうもいかないですね。
舞茸も新潟の名物(雪国まいたけが有名)なので、なんとなく新潟の影響が強いのかな~と思ったのでした。
銀杏が季節を感じさせてくれます。
そしてお食事。ご飯の撮影を忘れました
お新香はかぶ、きゅうり、人参、沢庵?
ご飯は撮影し忘れましたが、長野県松本の有機栽培米を使用とのことで、ふっくら立つ美味しいご飯でした。
マイミクさんがネットで調べられたところ「祖母が作ってくれた家庭料理を次世代に伝えたい」とオープンされたということで、懐かしい優しい和食の理由に納得でした。
「デザートは杏仁豆腐とイチジク」 後味さっぱりの優しい甘さでした。
穏やかな優しい時間を過ごせました。
阿佐ヶ谷駅、浜田山駅から、杉並区運営?の循環バス「すぎ丸」君で行くと便利です。
写真の和牛コースは5500円(サービス料込み)
本当に久しぶりに美味しい和食をいただきました。
本当に至極の時間でした。
ありがとうございました。
またいろいろなグルメ会でご一緒させていただくと思いますので、よろしくお願いいたします。
竹中さんの味はおふくろの味を超え、お祖母ちゃんの味と知り納得でした。