2月4日(木)金・パラジウム相場の値動き
【金相場】3日のNY金相場は、前日の下げに対する反動や、ドル高が一服した事が材料となり反発。中心限月の4月限は1トロイオンス1835.10ドル(+1.70ドル)と、小幅ながらプラス圏に反転して取引きを終了。金相場は前日、ドル高・ユーロ安に伴う割高感や世界的な株高を受けて売りが活発化したが、この日は下落の後を受けて値頃感やポジション調整による買い戻しが先行した。また、ドル高が一服した事も支援材料となり一時1845.90ドルまで値を伸ばす場面もあった。ただ、発表された米国経済指標が良好だった事や、米長期金利が上昇傾向にあることも相場の重しとなり、買い一巡後は上値の重い展開となった。
国内の金相場は、小幅ながら値を下げ続落。買取ベースでは1gあたり6,768円(-17円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
02/04 6,768円 (-17円)
02/03 6,785円 (-48円)
02/02 6,833円 (+21円)
02/01 6,812円 (+73円)
01/29 6,739円 (+20円)
01/28 6,719円 (-2円)
01/27 6,772円 (+24円)
01/26 6,753円 (-14円)
01/25 6,767円 (-30円)
01/22 6,797円 (-4円)
10日間の金相場平均価格:6,769円/g
【パラジウム相場】3日のNYパラジウム相場は、良好な米国経済指標やドル高一服を背景に買われ反発。中心限月の3月限は1トロイオンス2276.60ドル(+48.90ドル)と、買い優勢に転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、軟調となった前日相場の反動から序盤より買い戻しの動きが台頭し上昇した。また、雇用サービス会社ADPが朝方発表した1月の非農業部門の雇用者数は前月比17万4000人増と市場予想(5万人増)を上回り、前月(7万8000人減)から一転して増加。昨年末に成立した追加経済対策の効果で労働市場が改善しつつあると受け止められたほか、米サプライマネジメント協会(ISM)が同日発表した非製造業景況感指数も市場予想を上回り堅調となった事が好材料となり、パラジウムは上げ幅を拡大。また、米国で大規模な財政刺激策がまとまる可能性や、ワクチン接種が本格化していることも支援材料となり、相場は一時2283ドルまで上伸した。その後、売り買いが交錯した株式を眺めてやや上げ幅を縮小するも、ドル安を受けて買い支えが入り、そのまま高値圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、買い優勢で引けたNY相場を映し大幅反発。買取では1gあたり8,333円(+83円)と、プラスサイドに反転し、8,300円台に浮上。1月29日相場以来およそ1週間ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
02/04 8333円 (+83円)
02/03 8250円 (-11円)
02/02 8261円 (+38円)
02/01 8223円 (-324円)
01/29 8547円 (+126円)
01/28 8421円 (±0円)
01/27 8421円 (-49円)
01/26 8470円 (-61円)
01/25 8531円 (-110円)
01/22 8641円 (-22円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,410円/g
【直近の金地金-価格相場の推移チャート】
2016年-金の買取価格相場推移
2015年-金の買取価格相場推移
【直近・過去のパラジウム-価格相場の推移チャート】
直近10日間-パラジウムの買取価格相場推移
2016年-パラジウムの買取価格相場推移
2015年-パラジウムの買取価格相場推移
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