奥2801Fと手前2801F(番号は未転写)■ 台車の違いに注目 ■
阪急2800系は当初Mc-Tcの2連とMc-M-Tcの3連を組み合わせた5連で登場し、乗客の増加に合わせて3連用T車、2連用M車、T車と徐々に1両ずつ増結していき、1973年に全編成が4連+4連による8連となっている。
5連時代には梅田方に2連が来るように連結されており、2800形0番台車が先頭に立っていたが、1966年の6連化に際し、梅田駅の構造の影響で編成前部に乗客が集中する傾向があったことから、少しでも収容能力の向上を図るために編成を組み替えて、梅田からMc-Tc+Mc-T-M-TcをMc-T-M-Tc+Mc-Tcとする作業が実施された。この結果2800形2810番台車が梅田方の先頭に立つようになり、トップナンバーである2801が先頭に立つことは以後無くなった。
模型はグリーンマックスが製品化し、阪急が販売した2804編成の5連。年末に先行発売されたのを記憶している。会社の納会の後、酒の勢いもあって阪急百貨店で購入した。
↑ Mc 2804
↑ Tc 2854
↑ Mc 2814
↑ T 2834
↑ Mc 2864
2010.03.12 N-0006