小田急新宿駅から国鉄御殿場線沿線へ直通列車が1955年から開始されていたが、国鉄民営化後、小田急とJR(東海)との間で相互直通運転の協議が進められ、特急「あさぎり」に格上げした上で新宿 - 沼津間に新形車両を導入し相互直通運転を開始することが決定した。2社の協議によって相互直通運転車両の規格化が実施され、編成の内容や定員・性能・保安機器などは極力合わせ、それ以外の部分については各社ごとの特色を活かす方針となった。従来小田急では連接車を運用していたが、共通規格では通常のボギー車となり7両編成で2階建て車両2両の連結やグリーン車を設置することなどが決められた。このような経緯で登場したのが371系である。2012年3月のダイヤ改正で、「あさぎり」の運用が無くなりしばらくは臨時列車などに使用されていたが、2014年の11月末を持って営業運転を終了した。2015年3月富士急行への譲渡が決定し編成を短縮して2016年4月より「富士山ビュー特急」として第2の人生を踏み出した。奇しくも小田急20000系も同様に富士急行で一足先に第2の人生を送っている。 なお、製造数は1編成のみであった。
模型は、マイクとエース製。
クモハ371-101
モハ370-101
サロハ371-101
サロハ371-1
モハ371-201
モハ370-1
クモハ371-1
2016.08.04 N-0110
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