金箔で彩られたエメラルド寺院は、
タイ仏教建築の最高峰とも言われる王室の守護寺院です。
エメラルド寺院は、タイ王室にとってもっとも重要な建物です。
エメラルド色に輝く翡翠の仏像は、
1434年にタイの北方で発見された
タイで最も尊いと言われる仏像 = エメラルドブッダです。
ラーマ3世 (ナンクラオ王 在位1824年ー1851年) が、
現在の高い場所にエメラルドブッダを安置しました。
余談ですが、タイ王国の歴代国王は 「ラーマ○世」 と呼ばれます。
タイでは、身分の高い人物に対して 「名前」 で呼ぶことは
不敬であると考えられているからです。
これは、どこか日本人のメンタリティにも通じています。
私たちも、たとえば会社の社長に対しては 「社長」 と呼び、
「○○さん」 とはあまり呼びません。
目上であれ、年長であれ、気軽にファーストネームで呼び合う
西洋の感覚とは大きな違いがありますね ・・
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