JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

スター クラブとビートルズ

2011年04月14日 | ヨーロッパ

オープニング ステージを皮切りに、
1962年、
ビートルズは、「スター クラブ 」 で3度の公演を行っています。



1962年 4月のオープニング公演では、
『ピート・ベスト 』 がドラムスでした。
(4月11日のブログ参照 )



しかし、その後ドラムスは 『リンゴ・スター 』 に替わります。

リンゴ・スターは、
やはりイギリスからハンブルクに巡業に来ていた別のバンド
『Rory Storm and the Hurricanes 
 ロリー ストーム アンド ザ ハリケーンズ 』 のドラマーで、
ビートルズとは親交がありました。



ハンブルク時代のビートルズは、
大音響で荒々しい演奏が売り物のバンドでした。



それは、
1962年10月に 『Love me do ラブ ミー ドゥ 』 で
レコード デビューした時の印象とはかなり違っていました。



スター クラブでのあと2回の公演は、1962年11月と12月 ・・

ビートルズにとって、スター クラブでの最後の公演となった
1962年12月31日の演奏は、
家庭用テープレコーダー レベルの機材で録音されていました。

注:実際には、31日だけではなく、
  それ以前の数日をかけて録音されたといわれている

その録音テープは、レコードとなって1977年発売されました。

注:経緯は海賊版的だが、
  一応は非合法ではなく公式発売となっている





1986年にはCD化されましたが、ビートルズ側からの訴訟により、
ほどなく完全廃盤となりました。

いまでは、
ビートルズのハンブルク時代を記録した貴重な音源となっています。

そこには、
荒削りながらほとばしるようなエネルギーがあふれています。

それは、
ビートルが下積み時代に決別を告げているようにも聴こえます。

jfk-world









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