王宮広場に建つ 「聖イジー教会」 ・・
10世紀前半に建てられたプラハ城最古の建物です。
赤茶色の柱が印象的なロマネスク様式の聖堂です。
ちなみに、
ロマネスク様式とは、直訳すると
「ローマ風のスタイル」 という意味です。
ゴシック様式以前の建築様式で、
ヨーロッパで最初の建築様式であるといえます。
白い二本の塔は、わずかに太い向かって右がアダム・・
左の細いほうがイヴを象徴しているそうです。
絵画や彫刻が多く修飾されていることが
ロマネスク様式の特徴のひとつですが、
これは、文盲が当たり前だった時代に、ビジュアルによって
キリスト教の教えを伝える役割を果たしました。
聖イジー教会は、
現在は中世ボヘミア絵画のギャラリーとなっています。
jfk-world