東山のすぐ麓 ・・・
なだらかな傾斜に広がる町並み・・・
最も京都らしい町並み ・・・
豊臣秀吉の正室
北政所 (きたのまんどころ )ゆかりの 『ねねの道 』
絵になる道の風情は、
「石塀小路 (いしべこうじ ) 」 へと続きます。
大正時代、道を石組みで補強する工事が行われました。
「石塀小路 」 の名前の由来です。
その後、道に沿って町が生まれました。
勾配と曲がり角 ・・・
『つづら折り 』 と呼ぶには緩やか過ぎます。
石畳がつくりだす足音は、
両側に建ち並ぶ町家の塀に跳ね返り、
耳にやさしい響きとなります。
大正浪漫の名残り 『西洋灯篭 』 ・・・
そして、提灯 ・・・
石塀小路の宿や料亭は、
粋人の隠れ家的な場所として愛されてきました。
趣向を凝らした門構えは饗宴へのプロローグ ・・・
粋人と呼ばれる人たちは、ここでしばし立ち止まり、
威儀を正したのではないでしょうか。
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