JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

Tapa タパ

2011年09月16日 | 南太平洋

首都 ヌクアロファをはずれ、村に行くと、
どこからともなく 『コンコン 』 と心地よい音が聞こえてきます。



「Tapa タパ 」 と呼ばれる木の皮の織物をつくるために、
樹皮を叩いてのばしている音です。



主に使われるのは、
アジアを原産地とするクワ科の 『梶の木 』 です。
日本では、神木としても扱われる木のひとつで、
その葉の形は家紋 (梶紋 ) にもなっています。

ちなみに、英名は 『Paper Mulberry 』 です。





『梶の木 』 の幹と葉 ・・



村々には、多目的な集会場のような建物があり、
タパは、女性たちによってここでつくられます。



タパづくりにはいくつかの工程があります。



ここでは、ひも状にした樹皮を編んでいく作業です。





女の子は、お母さんの手さばきを一生懸命覚えていきます。



女性たちに、
私たちが撮影、取材で訪問することを
知らされていたからでしょうか ・・





南国の花でおしゃれをして、私たちを迎えてくれました。

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