JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

Dress Code ドレスコード

2015年11月02日 | 国内旅

大阪港から長崎に向けて航行中のクイーン メリー 2 ・・・
この日の 「Dress Code ドレスコード 」 はフォーマルでした。



クイーン メリー 2 デッキ3 のブランドショップ ・・・



世界の一流ブランドが並んでいます。



フォーマルデーには、



その夜身に付けるアクセサリーを求めて、
ゲストの動きが少しあわただしくなります。



ディナーの時間からその日の終わりまで、



パブリックスペースでは、フォーマルウェアで過ごすことが
フォーマルデーの決まりです。



ソーシャルホステス (ゲストへのサービス全般を担当 ) の
Freda Singleton フレダ・シングルトン さんに
ドレスコードについて話を聞きました。


(船内に飾ってあるドレスコードの歴史 )
フレダさんは、
『19世紀半ば、
 オーシャンライナー (大西洋横断定期運行船 ) の時代、
 大西洋を越えるには10日程を要しました。
 途中に寄港地はなく、
 来る日も来る日も周りは海だけの単調な船旅でした。
 そこで、上流階級の人々は、退屈を紛らわせるために
 ドレスアップを楽しむようになりました。
 その当時、ヨーロッパからアメリカに渡るゲストの多くは、
 政治家や映画スターなどいわゆるセレブリティでした。
 中でも映画スターたちは、
 高価な衣装や宝石を船に持ち込んで、
 たとえばディナーのひと時をよりゴージャスな時間として
 過ごすようになったのです。
 やがて、それが船旅の伝統になりました。 』
と話してくれました。



現在、
世界中のほとんどの豪華客船にドレスコードがあります。



そして、ゲストは、
ちょっと気取った非日常を楽しんでいます。

jfk-world
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