「斎藤知事のやつどう思う?本当酷いよなあ。」
「北海道の江別のリンチ殺人。なんでそんなことするかなあ?」
私が大体父親と顔が合うと始まる会話のイメージです。
ほぼ毎回世の中の不満だったりを言っている気がします。
正直お願いだから今自分が前に進むために今夢中になってること語ってほしい。
…と私が全然言えた切りではないけど思うところもあります。
でもふと考えてみれば、実は私が原因になっているとこともあるのではないかと薄々感じているところもあります。
実は今年で28歳で実家暮らし。
一般的に見てかなりやばい状況なんだと思います。
その結果本当は口にしたくない不満を政治にぶつけているのでは?
度々
「お前は俺の息子なんだから、出来が悪いのは当たり前なんだから。仕方ないんだ。」
「お前は政治に興味関心ないから、そんなことも知らないんだよ。」
そんな不満を漏らします。
ぶっちゃけもう言われなれたので
(あ~、ハイハイ)
って流してしまいますが、
「はやく自立して稼げる男になってくれ。」って言っているのだと思います。
というか、時たま言われます。
うるさああああああああい!!!!!
って言いたいところですが、
本当にしたいことは反発ではないと思います。
実は不平不満は私が親の意向とは違う会社に入ったときから言われ続けています。
今まで文句言われて。勝手に決めつけんな。って思っているけど、
「なんでそういうこというの?」って純粋に聞いてみたためしがないんですよね。
そして文句言いたいだけだろって勝手に決めつけてるのは自分なんじゃないかと思います。
対話です。
外部を語るより、その人が何を言いたいかの対話です。
ずっと目を反らし続けてきました。
政治のことなんてどうでもいい。
殺人事件のことなんかどうでもいい。
話してくれたことに感謝して、なぜそう思うのかを聞きたい。
でも正直長い会話になると思っちゃうから半分は面倒くさいという気持ち。ちくしょう!
父親の過去を話させるところまで。
父の原体験を語ってほしい。
そこに価値があるんだと思います。