政治がダメダメなのは理解しますが、それを許しているのは誰なのか考えてみて下さい。そもそも政治家は“国民の代表”なんです。その定義の基に選挙と向き合わなければならないんです。
ところが現実は(国政の場合)有権者の半分が棄権している有様です。市区町村クラスになると7割が棄権している有様です。この結果で齎されたものがダメダメなのであれば、そうしてしまった有権者そのものがダメダメだった訳でしょうに。これは国民として恥ずべきことではありませんか。
現状がダメだったら、その現状で使える手段を用いて変えていくしか術はありません。その最たるものが投票です。それを無視して候補者が気に入らないからといって胸ぐらを掴んで何が変わるんですか? 自分の経歴に傷が付くだけで損ばかりでしょうに。
大阪での府知事と市長の同時辞任は不可解な部分がありますが、確かに維新は大阪市の市民を裏切っていると思います。そもそも都構想よりも大阪市から立て直すべきだったのに、それをせずに国政に出てみたりした挙げ句に其のどちらもが中途半端で終わって現在に至るという有様です。そこから考えれば維新を再任させてはならないでしょう。
然し乍ら、当時と違って雰囲気が盛り上がっていません。実質的にはシラケモードでしょう。ただ、それを許すことは今後も維新で続くことを許すと同じことです。
有権者は真剣に考えて投票してほしいと思います。