どうしてこの様な結果となったのか。これがコミッショナー(統制を取る最高権威者)の成すべき結果でしょうか。【パ CSファイナルのみ実施濃厚】https://t.co/CugXxsNQ58
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) June 14, 2020
パ・リーグが今季のクライマックスシリーズ(CS)を短縮し、1位と2位によるファイナルステージのみ実施することが濃厚となった。セ・リーグはCSを実施しない方針。
こうした事態になったとなれば、試合は勿論のことクライマックスシリーズに関する話を一本化、即ちセパ両リーグがやるかやらないかの二択しかない筈です。どちらかがやる、どちらかがやらないという選択肢は端からない筈です。
考えてみて下さい。
クライマックスシリーズを開催するパ・リーグはセ・リーグよりも多くの激戦をしなければなりません。当然、その途中で怪我をするリスクを負う訳です。下手すれば選手生命に関わってくる怪我をする場合だってあるのに、その時の保障は誰がするのですか? そうした重要な案件をコミッショナーが判断せずに各リーグに丸投げでは、選手が馬鹿を見るだけではないですか。
それに試合をすれば、更に観客が入れば自ずとグッズ販売や飲食の販売も行われます。セ・リーグだけが指を咥えるだけでパ・リーグだけがウハウハでは余りにも不公平でしょうに。
日本の場合、コミッショナーは所謂“天下り的要素”が強く、なにかのついでという意識があります。だから真剣さに欠けてしまい、判断も適当になりがちです。今回の判断にしてもコミッショナーが責任を取りたくない故にリーグに判断を丸投げしたのですから、もうとても最高権威者とはいえません。単なる高給取りの木偶の坊です。
メジャーリーグでさえ開催の可否が纏まっていません。コミッショナーは幾度も選手会との話し合いをしてきましたが暗礁に乗り上げてしまっています。そもそも経営側と選手側双方の意見が出てくる以上、簡単に纏まる訳がないんです。況してや新型コロナウイルスという脅威を挟む以上、簡単に決められる訳がないんです。
そこから考えても、日本の決定のプロセスが余りに簡素なのが気になります。否、ハッキリ言ってしまえば短絡的としか言いようがありません。本当に真剣であれば今年の開催を棒に振ってでも今後の在り方を話し合うべきでしょう😩 。