どれだけ心の相性が良くても、互いが身体の交わりや子供を欲している際に夫のが入らないという事態になれば大きな問題になるのは当然です。【『夫のちんぽが入らない』】著者こだまの「夫とデキない」という実話から、夫婦の繋がりと幸せのカタチに一石を投じた私小説の実写ドラマが地上波放送決定 https://t.co/6ydQ8PPBx7
— フジテレビ (@fujitv) December 20, 2020
そんな中でも状況を乗り越える為に日々試行錯誤を繰り返したりする姿勢は、人によっては否定的な意見を持ったりするでしょうが、愛し合って結婚した夫婦としての二人三脚を微笑ましく思う人もいる訳ですから、一概にダメだとはいえないんです。
況して、そうした事実を書籍にして世間に公表するなんて尚更できることではないです。ただ、世の中には同様の悩みを抱えている夫婦はいるんですから、その人たちへの励ましにもなるだけに基本が間違っているとは思いません。
ただ、それを深夜帯とはいえ地上波で放送するということには懐疑的なんです。昔の様に録画するものがない時代ならば見ることができる層が限られてきますが、簡単な操作でハードディスクに残せる時代の現代に於いては放送時間帯なんてあってない様なもんなんですよ。
これがネット限定で且つR指定を入れれば随分と違うと思いますが、落ち目のテレビ局が放送するとなると爆発的なヒットに結び付けたいが為にR指定をしてこないと思うんです。この局は過去にも相当に派手な手法で視聴率を稼いできた歴史があるだけに尚更なんです。
そもそも互いの身体を思い遣る目的ならばテレビではなく個々の会話で十分な筈ですし、それがあればR指定も不要だと思いますが、それが統一されていない中での話となると変な方向に持っていかれる可能性が高くなるんです。どう転んでも血気盛んな年代には刺激が強すぎますから。
もし正しい知識を学んでほしいという気持ちがあったとしても、それを地上波でするべきだとは思えません。第一、視聴者全員が番組を見るとは限りませんし、冗談じゃないと端から毛嫌いする人だっているんですから足並みが揃う訳がないんです。
性を含む心と体の基礎知識を学ぶ機会は公平でなければ意味がありません。況して、それが学校教育の中に本格的に組み込まれるか否かすら真っ当な議論がされていないのにテレビが先走るというのは問題だと思うんです。
以前に『人のセックスを笑うな』という映画がありました。これもタイトルだけで捉えたらインパクトが強いですが、映画だけに留めたから変な方向に至らなかったと思うんです。この話にしても映画だけにするべきだったのではないでしょうか。
他局ですが、以前に不倫を扱うドラマを地上波で放送した結果、それが爆発的にヒットしてしまい、そこから一般人の世界にまで不倫が普及してしまう結果になりました。それまで知識もなく意識すらしていなかった大多数の視聴者が、まるでスポンジで水を吸い上げる様に知識を得てしまったんですから罪作りな話なんです。
勿論、それでも全員が不倫に走る訳ではありませんが、世の中を変な方向に持っていってしまったことは事実ですし、それによって平成の31年間が国民が真っ当に生きていく為に使われずに不倫に走ることに使われてしまったんです。
これから先は冗談抜きで茨の道だというのに、またしても分岐点で快楽へと落ちてしまうのであれば、もう立ち直ることは無理でしょう😔。