確かに私立ですから基本的には独自の手法で運営していくものなのですが、それでも任せっきりになれば何処かで必ず腐敗が発生し、今回の様な結末を招く訳です。【私立幼稚園連合会 使途不明金3億2千万円】https://t.co/nFlNppuv17
— 日テレNEWS / 日本テレビのニュース・速報 (@news24ntv) March 9, 2021
全国にある私立幼稚園のおよそ9割が加盟する全日本私立幼稚園連合会で、3億円以上の資金が使途不明になっていることがわかりました。 pic.twitter.com/Gz0rgmXgfP
昭和の時代から銀行のオンラインシステムを悪用したり勝手に他人の口座から自分の口座へ移動させたりする横領事件がありましたが、ここ最近になって郵便局長による巨額の切手着服や今回の様な資金の使途不明が相次いでいます。恐らく背景には下がり続ける給与や管理を任せっきりにしている経営体質もあると思います。
どれだけ公的ではなく範囲が限定されていても、やはり資金運用に関する事柄に従事する人間を数年に1回は(同一人物による再度の復帰なしで)交代させるべきでしょう。そうしないと必ず慢心が生まれ、今回の様なことが起きてしまいます。使い込まれてから騒いでも後の祭りなんですから、そうさせない様に監視を強めるしか術はないと思うんです。
こんなことを書くと“そこまで食い込むなんてできないよ”と思われそうですし、現状では私自身もそう思います。然し乍ら、こうして使い込みが起きてしまった以上、その割りを食うのは利用者なんですから、今回のことを機に公的だろうが私的だろうが金銭及び会計の透明性を築き上げていくしかないと思うんです。
そもそも日本人の機関への監視の意識が低いのは政治への関心が低いからだと思います。たとえメンバーが選挙で選ばれていなくても組織となれば支える側はチェックを怠ってはならないんです。互いに適度な緊張感がなければ、これから先に何度でも同じことが繰り返されるだけです。
正直なところ、今回のことを機に会長をはじめトップは全員総取り替えが必要ですし、後任は全て昭和世代ではなく平成世代にするべきでしょう。彼らの最年長でもまだ30歳代前半ですから未熟な部分はありますが、だからといって彼らが社会の中枢を担わねばならない時代になっているのですから任せるべきです。
とにかく若い世代が中枢に入る事例を次々と作っていかないと新陳代謝は進みません。それが滞ることの影響を最も受けるのも彼らなのですから、どんどんと切り替えていくべきです。昭和の老獪に負けてはなりません✊。