斯く語りき

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何らかの“焦り”はなかったのでしょうか?

2019-03-06 23:45:00 | 社会部

ショベルカーの下敷き…頭などを強く打ち、男性死亡 塀を外す作業中、バランス崩し横転/さいたま

私と同じ51歳という年齢を考えれば、これまでの定義で捉えれば歴とした【正社員】となりますが、現代では必ずしも待遇が約束された正社員とはならず、所謂『名ばかり正社員』という可能性が捨て切れません。もしかしたら名ばかり正社員で、本来では資格などが足りずに作業が行えない状態だった可能性はなかったのでしょうか。

勿論、経験豊富なベテランの社員さんだった可能性も十分に考えられますが、そのベテランの立場で今回の事故を起こしてしまったとなれば、そこには何らかの精神的な焦りがあったのではないでしょうか。

例えば納期や行程の遅れがあり、それを挽回させる為に本来では危険とされる重量を運ぼうとした結果、バランスを崩して事故に遭ってしまったとも考えられます。

今の時代、たとえ正社員であっても安住の地とはならない時代です。ちょっとでも業績が悪化すれば早期退職を迫られるか閑職に追いやられてしまう御時世です。そんな中で納期や行程の遅れがあったら焦りが出て当然だと思います。

兎に角、この現状を変えるには政治を正さないといけないのですが、相変わらずの体たらくを有権者が許している現状です。

となれば、そこから派生する全ての出来事は受け入れるしかありません。我々国民が選んだ道なのですから自業自得です。

それが嫌なら政治を変える、選挙があったら毎回必ず投票に行く、推せる政治家や候補者がいなければ自分たちが育てて送り出すという【民主主義であれば極々当たり前なこと】をするしか術はありません